悲しみの東京へ 

一条真也です。
19日の朝、わたしは北九州空港へ。葬儀参列と仕事で東京に出張するのです。今夜は15日に亡くなった妻の義兄の通夜式、明日は告別式に参列いたします。今朝の北九州も気温32度ですが、東京はさらに残暑厳しいそうなので、わたしは日除け用の白の帽子を被って家を出ました。

北九州空港の前で

本日の北九州空港のようす

 

夏休みということもあって、北九州空港には多くの人がいました。今回の出張は、葬儀参列の他、21日に一般社団法人  全日本冠婚葬祭互助協会の創立50周年式典、記念行事、記念祝賀会、22日に全互協の理事会、互助会業界将来ビジョン報告会、社会貢献基金報告・功労者表彰式、政治連盟定期大会、23日に互助会保証の監査役会株主総会、取締役会、意見交換会に参加します。

メーテルも今日は悲しそう・・・

それでは、行ってきます

 

この他、次回作である神道と日本人』(仮題、現代書林)、『年長者の作法』(仮題、主婦と生活社)の打ち合わせ、完成した文化庁支援のドキュメンタリー映画「『グリーフケア』の時代に」、9月からクランクインする『愛する人を亡くした人へ』(現代書林)を原案とするグリーフケア映画「君の忘れ方」の打ち合わせも行う予定。ハードスケジュールですが、久々の東京なので頑張ります!

マスクなしで搭乗しましたが・・・

やっぱり、機内ではマスクを

機内では、読書しました

 

11時30分発のスターフライヤー80便に搭乗したわたしは、いつものように機内で読書しました。『資本主義の次に来る世界』ジェイソン・ヒッケル著(東洋経済)という本を読みました。著者は、イギリスの経済人類学者です。世界的なベストセラーになっている同書のメッセージを一言でいうと「『少ないほうが豊か』である!」。同書が語るのは破滅ではなく、希望です。どうすれば、支配と採取を軸とする経済から生物界との互恵に根差した経済へ移行できるかを語ります。「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き、成長を必要としない次なる社会を描く希望の書です。「サロンの達人」こと佐藤修さんから紹介された本です。普段から考えていることとマッチする点が多く、非常に興味深く読みました。

羽田空港に到着しました


羽田空港にて

羽田空港には予定通りの13時10分に到着しました。ここのところ、ずっと予定時間より早く到着していましたので、なんだか遅く感じてしまいましたね。スターフライヤー80便離陸前の北九州空港の気温は32度でしたが、到着後の羽田空港も32度でした。ただし、これからさらに気温上昇するそうで、明日ははなんと38度になるとか。熱中症にならないように気をつけます!

熱中症にならないように気をつけます!

 

時間はすでにランチタイムを過ぎていましたが、今日は食事をする気になれません。そのまま赤坂見附の定宿に向かってから、調布市の仙川町にある公益社「仙川会館」に向かいます。わたしと同い年で人生を卒業された故人のお見送りをしっかりさせていただきたいと思います。

 

2023年8月19日  一条真也