「産経新聞」に供養本の書評が掲載されました

一条真也です。
産経新聞」24日朝刊に『供養には意味がある~日本人が失いつつある大切なもの~』(産経新聞出版)の書評が掲載されました。産経新聞出版の赤堀専務から連絡があり、知りました。産経WEBにもUPされています。

産経新聞」2023年6月24日朝刊

産経WEBより

 

「産経の本」の書評記事は、「豊かな老後へ死生観確立を」の見出しで以下のように書かれています。
「本書は、亡き家族や先祖とのつながりを再確認する行為である『供養』と、これまでの人生を一旦修めて、残りの年月を豊かに過ごすための『修生活動(修活)』の2つが、人間の『幸福』と深く関わっていることを分かりやすく伝えている。日本では人が亡くなると『不幸があった』などというが、冠婚葬祭互助会を運営する著者は『死は決して不幸な出来事ではない』と言い切る。『死なない人はいません。すべての人が最後に不幸になるというのは、絶対におかしい』と明快だ。現代は孤独死、無縁死が増え、通夜も告別式もせず火葬場に直行する「直葬」も一般化した。だが死者も含めた人の絆を重視する著者は、家族が亡くなれば『たとえどのようなかたちであっても葬儀をあげ、埋葬をし、供養するのが「人の道」だ』と説く。『あなたが遺棄した家族は、未来のあなたの姿でもある』との言葉には、ハッとさせられる。一方、著者が提案する究極の『修活』とは、死の不安を乗り越え、死を穏やかに迎えられる死生観を確立することだという。そのためには読書と映画鑑賞がお勧めとも。死生観を持つことこそ、豊かな老後のために必要な心得であるのだろう」

 

 

2023年6月24日  一条真也