最強のロマンを求めて

一条真也です。
今夜は2人の娘が東京から帰ってきて、家が賑やかです。
わたしのブログを見て転倒を知った多くの方々から、「身体は大丈夫ですか?」「くれぐれもお大事に」などのメールやLINEをいただきました。ご心配いただき、恐縮です。おかげさまで、なんとか回復しています。それにしても、自分の身体がヤワになったことがショックです。かつてのわたしは「最強」に憧れ、身体を鍛えていたのに!  

人類最強の男は誰だ?

 

ここ数日、プロレス本を取り上げたブログをUPしてきましたが、年末といえば、やはり総合格闘技(MMA)が気になります。ブログ「大晦日といえば格闘技!」にも書いたように、以前は、PRIDEやK-1ダイナマイトなどで、ヘビー級の猛者たちが大晦日の夜にリアルファイトでバンバン闘っていたのが懐かしいですね。今では格闘技熱のクールダウンしてしまって、寂しい思いをしています。今日は、大掃除で見つけた昔の格闘技のMOOKばかり読んでいました。そんなわたしを慰めてくれるのは、「MMA言語化挑戦中 Vonyage GI」氏によるYouTube動画です。「総合格闘技(MMA)進化論」のタイトルでまとめておられますが、その内容が素晴らしい!

 

「MMA言語化挑戦中 Vonyage GI」氏は、「総合格闘技歴約10年。キャリアの殆どをアマチュアで過ごした製作者が、あまり格闘技に詳しくない方に興味を持って貰えれば嬉しいなという気持ちで製作しました」と書かれています。漢字を多用しているために、コピーや説明文に硬い印象はあるものの、非常に高いレベルの編集能力で、MMAの歴史について見事にまとめておられます。同氏は「日本MMAの歴史」として、UWFからリングス、UWFインターナショナル、パンクラス、そしてPRIDE、さらにはRIZINへと流れていく歴史もまとめており、こちらも秀逸な出来栄えであります。



動画といえば、わたしはプロレスラーの船木誠勝選手のYouTube動画を楽しみにしています。新日本プロレス、新生UWF、藤原組から格闘技団体パンクラスを立ち上げた船木選手は、あのヒクソン・グレイシーを最も苦しめた日本人でもあります。彼のMMAに関する動画は、説明能力や話し方のレベルも高く、貴重な資料として重宝しています。



船木選手は、「桜庭和志戦は前田さんに『馬鹿じゃないかお前』と叱られました」、「47歳の長州さんと40歳のヒクソンが戦ったら・・・」、「全盛期の猪木さんがPRIDEやUFCに出たらどうなっていたか?」、そして「セメント最強のレスラーは誰なのか・・・を発表します」といった素敵すぎるテーマを次々に示し、それをど真剣に語ってくれます。特に、この4本の動画にはシビレました。正直、「MMA言語化挑戦中 Vonyage GI」氏の9本と、船木誠勝選手の4本の動画を見れば、「最強の男は誰か?」という問いの答えが自ずからわかってくる気がします。


最近、かつて「70億分の1の人類最強の男」と呼ばれたエメリヤーエンコ・ヒョードル選手の引退試合のニュースをネットで見て、なつかしい思いでいっぱいになりました。ちなみに「最強」に対する、熱すぎるほどのわたしの情熱を知りたい方は、こちらをご覧下さい。来年早々から、当ブログでは格闘技やプロレス関連の記事をガンガンUPしますので、どうぞ、お楽しみに!

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来年も「最強のロマン」を求めます!

 

2019年12月28日 一条真也