一条真也です。
18日、早朝から松柏園ホテルの神殿で月次祭が行われました。今年最後の月次祭を、皇産霊神社の瀬津神職が神事を執り行って下さり、祭主であるサンレーグループの佐久間進会長に続いて、わたしが社長として玉串奉奠を行いました。わたしは、会社の発展と社員の健康・幸福を祈念しました。
月次祭のようす
玉串を奉奠する佐久間会長
拝礼するわたし
神殿での一同礼!
本日の「天道塾」のようす
冒頭、挨拶する佐久間会長
神事の後は、恒例の「天道塾」を開催しました。最初に佐久間会長が簡単な挨拶を行った後、「今年を振り返って」として、インターネット会議が行われました。サンレーの沖縄・宮崎・大分・北陸・北九州の順で業績や活動の報告がありました。それぞれの地の本部長や事業部長が今年の総括と来年の展望について語りました。その後、金沢にいる佐久間室長が「まとめ」の発表を行いました。
インターネット会議のようす
最後に、わたしが登壇しました
それから、わたしが登壇して総括をしました。
まず、わたしは、WEBシステムに写っている各地の社員に向かって話しかけました。わたしは4人の発表についての所感を述べた後、「今年は平成が終わり、新しい令和の時代がスタートしました。わが社もアップデートしなければなりません」と述べました。
互助会のアップデートについて
今年は、ラグビーのW杯で日本中が盛り上がりました。ラグビーという競技は、「ワン・フォア・オール、オール・フォア・ワン」という思想に支えられています。「一人は全員のために、全員は一人のために」と訳されることが多いです。この言葉は、相互扶助の思想として社会にも影響を与えました。「相互扶助」という考え方は、多くの人々が少額を出し合って万一に備える保険業や、わが社・サンレーのような冠婚葬祭互助会業の根本理念にもなっています。そもそも互助会の「互助」とは「相互扶助」を縮めたものなのです。日本的伝統と風習文化を継承し、「結」と「講」の相互扶助システムが人生の二大セレモニーである結婚式と葬儀に導入され、互助会を飛躍的に発展させる要因となりました。そして、これからは「互助会から互助社会へ」の時代です。
グリーフケアの現代性について
「相互扶助」という人類普遍のコンセプトを形にし、「人間尊重」の思想を実現することが、わが社をはじめとした、すべての互助会のミッションであると思います。ラグビーチームのような社会が本当に実現したら、これ以上に素晴らしいことはありません。そして、それにはグリーフケアという営みが深く関わってきます。グリーフケアこそは、日本民俗学や心身医学の志を現代的な形で実現するものであり、そこには哲学もサイエンスも信仰も人間愛も道も、すべてが含まれています。さらに、わが社ではそこに「楽しみ」の要素を加えるべく、「笑い」や「歌」といった新しいグリーフケアの形を提唱しています。
わが社の理念を実現しよう!
ラグビー日本代表は「ワンチーム」を合言葉に、サムライの精神で頑張りました。わたしたちもサンレーグループというワンチームで頑張りましょう。働く土地は違えど、「こころ」は1つです。わが社が究極的に目指すのは、「結婚は最高の平和である」「死は最大の平等である」という理念の実現です。「結婚をプロデュースする」とは、いわゆる「婚活」のことですが、もともと、夫婦こそは「世界で一番小さな互助会」であると言えます。これらを実現することこそ、わが社の大きなミッションです。最後に、「相互扶助の心と人生を肯定する冠婚葬祭は永久に不滅です。新しい時代を高い志で切り拓いてゆきましょう!」と述べてから降壇しました。
高い志で新しい時代を切り拓こう!
最後は、もちろん一同礼!
その後、そのまま北九州空港へ。スターフライヤーで東京に飛びます。今日は、全互連の理事会に参加、明日は全互協の正副会長会議および理事会および忘年会に参加、明後日はスターフライヤーで北九州に戻って、そのまま小倉ロータリークラブの家族例会に参加の予定です。ハードな毎日ですが、「ウコンの力・レバープラス」の力も借りながら頑張ります!
2019年12月17日 一条真也拝