仙台観光  

一条真也です。
仙台で全互協の第10回総会が開催された翌日、総会オプションの観光コースに参加しました。あいにくの曇り空でしたが、わたしが「晴れ男」なので、次第に晴れてきました。f:id:shins2m:20190822060704j:plain
仙台の朝は曇りでした

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朝食に牛タンカレーを食べました

 

仙台名物の牛タンカレー、サラダ、グリーンスムージーの朝食を取ってから、8時30分に仙台駅東口バスプールに集合、50分に出発しました。全互協の儀式継創委員会の浅井委員長(出雲殿社長)のお隣の席に座りました。わたしたちは前日の理事会および総会を振り返りながら、今後の日本の儀式文化について熱く語り合いました。

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バスの中のようす

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閖上地区で浅井委員長と

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東日本大震災犠牲者の名が記された慰霊碑

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戦前から建っている津波の慰霊碑

 

まずは、宮城県名取市閖上地区を訪れました。名取川南岸の、太平洋に面する場所に位置する漁港を有する港町です。この閖上地区は、東日本大震災で多大な被害を受けました。多くの人が犠牲になった主因は他地域と同様に、「まさかここまで津波は来ない」との思い込みによる避難の遅れですが、ここ閖上にはもう1つの要因、車での避難者が大渋滞に巻き込まれて身動きが取れないまま多数の人命が失われたことが挙げられます。閖上地区では、日和山の慰霊碑で黙とうし、犠牲者の方々に鎮魂の祈りを捧げました。この慰霊碑の高さは8メートル以上ですが、これは3・11の津波の高さと同じだそうです。それを聞いて、絶句しました。犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

f:id:shins2m:20190822112906j:plain瑞巌寺を背に

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瑞巌寺の本堂前で

f:id:shins2m:20190822111826j:plain瑞巌寺の石庭

 

それから、伊達家の菩提寺でもある「瑞巌寺」を訪れました。国宝に指定されており、桃山様式を極めた本堂は、2016年4月に大規模改修を終え、堂々とした姿を見せてくれました。伊達家の厚い庇護を受け、瑞巌寺は110余りの末寺を有し、領内随一の規模格式を誇りました。しかし、明治維新を迎えて王政復古の政策は廃仏毀釈を惹起し、さらに伊達家の版籍奉還による寺領の撤廃が瑞巌寺を始め松島の諸寺院を直撃し、零落・廃絶・焼亡等の憂き目を見ることになりました。瑞巌寺はそれでも時の住持太陽東潮の努力により、ようやく維持されていたのですが、明治9年(1876)、天皇の行在所となり、内帑金千円が下賜され、復興の契機となりました。現存する本堂・御成玄関、庫裡・回廊は国宝に、御成門・中門・太鼓塀は国の重要文化財に指定されています。

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松島海岸にて

f:id:shins2m:20190822114739j:plain昼食会場の「れすとらん海音」

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「れすとらん海音」から松島が見えました

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浅井委員長とカンパイ!

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ホタテが美味でした

 

次に、松島海岸に向かいました。日本三景や松島四大観など、絶景スポットとして名高い「松島」。松島町は、日本の東北地方の一角である宮城県の沿岸地域中部に所在する町。松島湾によって太平洋に面する地域で、現在は七ヶ浜町および利府町と共に宮城郡を形成しています。伊達家ゆかりのスポットが多い歴史の深い町で、ミシュラングリーンガイドにも選ばれた観光地です。ちょうどランチタイムだったので、松島佐勘松庵「れすとらん海音」で昼食を取りました。

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松島港にて

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松島から遊覧船に乗りました

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遊覧船のデッキで

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素晴らしい眺めでした

 

それから、「日本三景 松島遊覧船巡り」を楽しみました。松島から塩釜まで、役時間のクルーズです。二百六十余島を望む絶景はやはり素晴らしい! 松島湾を望む絶景は、山から海からとさまざまなスポットから見渡せるのもポイントだそうです。

f:id:shins2m:20190822143549j:plain鹽竈神社の前で

f:id:shins2m:20190822141753j:plain鹽竈神社にて

f:id:shins2m:20190822142143j:plain鹽竈神社の本宮前で

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この石段を見よ!


下船したわたしたちは、志波彦神社鹽竈神社(しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)を訪れました。宮城県塩竈市にある神社(二社が同一境内に鎮座)で、志波彦神社式内社名神大社)。鹽竈神社式外社陸奥国一宮。両社合わせて旧社格国幣中社で、現在は神社本庁別表神社です。江戸時代にはいると伊達家の尊崇殊の外厚く、伊達政宗以降歴代の藩主は全て大神主として奉仕しました。よって江戸時代の鹽竈神社には歴代の宮司家が存在せず、実質祭祀を行っていた禰宜家がいたといいます。ということで、素晴らしい景色を眺めて、寺院も神社も参拝することができ、とても心が洗われた気がしました。

f:id:shins2m:20190822171749j:plainはやぶさ110号で東京へ

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はやぶさ110号の車内で

 

わたしたちは、バスで仙台駅に向かい、そこで解散しました。仙台駅からは17時22分発の東北新幹線はやぶさ110号に乗って、東京へ。東京へは18時56分に到着しました。今夜は、赤坂見附で出版関係者と会食します。明日23日は新橋の航空会館で互助会保証株式会社の株主総会が開催され、わたしは監査役として参加します。

 

2019年8月22日 一条真也