新元号を予想する

一条真也です。
弥生晦日、3月31日になりました。
明日、4月1日にはついに新元号が発表されます。
本当はテレビにかじりつきたいところですが、明日は朝からサンレー 本社の総合朝礼、サンレーグループ 入社式、新入社員歓迎昼食会、午後はずっと役員会、夜は新入社員歓迎懇親会があり、まったくそんな余裕はありません。それでも、「新元号は何になるのか」という関心は高く、落ち着きません。そこで、自分なりに予想をしてみました。

f:id:shins2m:20190330131632j:plain元号を予想しました

 

日本人の「こころ」は神道・仏教・儒教の三本柱によって支えられているというのが、わが持論です。ならば、神道に由来する「産霊」、仏教に由来する「紫雲」、儒教に由来する「松柏」などを新元号にしたいところですが、まあ、そうそうわが社の都合の良いように事は運んでくれないでしょう。(笑)わたしが政商なら、時の権力者に媚びへつらって、「安晋」などとつけるかもしれませんが(笑)、それもありません。

 

元号は政治家が自由に決められるわけではありません。たとえ総理大臣でも勝手に決めることはできません。命名には厳格なルールが定められており、そのルールに当てはまらない元号は採用されません。具体的なルールを定めている「昭和54年10月23日の閣議報告」には、以下の6つのルールが明記されています。

1.国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。

2.漢字2字であること。

3.書きやすいこと。

4.読みやすいこと。

5.これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。

6.俗用されているものでないこと。

 

ここから先は、「東大生が新元号をガチ予想してみた」というサイトを参考にします。新元号に関わるいろんなサイトを見た中で、これが最も完成度の高い内容でした。
平成を「H」と書く慣習がある以上、頭文字が「H」になる元号は実用上の支障をきたすため、却下される可能性が高いとされています。同じく明治の「M」、大正の「T」、昭和の「S」から始まる元号も可能性は低いと言えます。

 

世間では安倍首相が新元号に「安」の字を入れたいのではないかなどと言われていますが、「安」の字は元号にはふさわしくないそうです。意味は良いのですが、もともと「女性が家にいること」を表した漢字であるため、女性の社会進出が進む現代社会には不適合だというのです。
次に、巷では「道」という字を使った元号の予想も多いようですが、これも不適合。なぜなら、「道」という漢字の成り立ちは、そもそもが「異民族の生首を埋めて清めた」という意味なのです。そして、残ったのが下の漢字たちです。ここから2文字を拾ってつなげたものが新元号に選ばれる可能性は、かなり高いそうです。

 

 

円 学 玉 金 上 正 生 天 文 立 楽 活 京 強 教 元 公 広 光 高 合 才 社 心 新 晴 明 運 感 幸 始 真 進 整 想 福 陽 礼

 

ここに並んだ漢字たちを見ると、幼児性の残るわたしなどは「金」と「玉」をストーレートにつなげてみたい衝動に駆られますが、まさか新元号が「金玉」ということは絶対にあり得ないでしょう。(笑)
かつて、わたしは「こころの一字」として、108におよぶハートフル・キーワードについて考察しました。また、流行語となった「ハートフル」をはじめ、多くの造語を生み出してきました。その中には、「修生」「和来」「慈礼」「気業」「気地」「宗遊」「四楽」「老福」「送魂」「結魂」などの漢字2字から成る造語も多いです。
そんなわたしが、ガチで予想した新元号は以下の6つです。

 

陽光(ようこう) 

 

広心(こうしん)

 

心礼(しんれい)

 

幸進(こうしん)

 

楽生(らくせい)

 

円生(えんせい)

 

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わたしが予想した新元号

 

ここには、当然ながら、そのような時代になってほしいという、わたしの願いが込められています。 わたしの父であるサンレーグループ佐久間進会長は、かねてから「和平」という新元号を予想し、天道塾などで考えを披露してきました。
さてさて、わたしたち親子の予想は的中するでしょうか。別に外れても何のデメリットもありませんが、もし当たったら嬉しいです。そのときは取っておきのシャンパンでも開けてお祝いしたいと思います。改元まで、あと31日です。

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さてさて、どうなりますことか?

 

2019年3月31日 一条真也