「勝手にシンドバッド」熱唱 

一条真也です。
25日の夜、沖縄から北九州に戻りました。ブログ「沖縄祝賀会」で紹介した行事をもって、一連のサンレーグループ新年行事がすべて終了。1月4日の北九州にはじまって、9日の大分、10日の宮崎、16日の北陸、そして25日の沖縄と新年祝賀会を行ってきましたが、わたしは「まつり」に続いて、「勝手にシンドバッド」を歌いました♪

f:id:shins2m:20190104131428j:plain北九州で歌いました♪

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大分で歌いました♪

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宮崎で歌いました♪

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北陸で歌いました♪

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沖縄で歌いました♪

 

「まつり」と「勝手にシンドバッド」といえば、昨年末のNHK紅白歌合戦で特別出演した北島三郎サザンオールスターズが歌った国民的名曲です。この2曲が揃えばもう無敵のコラボですが、ただでさえテンションの高い「まつり」の直後にさらにテンションの高い「勝手にシンドバッド」を歌うというのは正直しんどかったです。特に、25日の沖縄では前々日も前日もカラオケを20曲づつぐらい歌った後でもあり、泡盛を飲み過ぎたこともあって声が枯れてしまっていました。最後の最後で痛恨の極み!

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昨年末の紅白の大トリ曲でした!

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ユーミンと桑田が奇跡の競演!

 

勝手にシンドバッド」は1978年6月25日に発表されたサザンオールスターズのデビューシングルですが、そのユニークなタイトルは沢田研二勝手にしやがれ」とピンクレディー渚のシンドバッド」を合体させたものです。ちなみに、両曲ともに阿久悠が作詞しています。昨年の紅白ではサザンが平成最後の大トリで「勝手にシンドバッド」を歌ったとき、ユーミン桑田佳祐と一緒に腰をくねらせて踊り狂った歴史的な感動シーンが甦ります。ブログ『サザンオールスターズ 1978-1985』で紹介した本を書いた音楽評論家のスージー鈴木氏は、とにかく「勝手にシンドバッド」という歌が凄い歌であったことを強調しています。

 

サザンオールスターズ 1978-1985 (新潮新書)

サザンオールスターズ 1978-1985 (新潮新書)

 

 

では、「勝手にシンドバッド」の何が凄かったのか。何が革命だったのか。鈴木氏は、その答えをこう述べています。
「ひと言でいえば、『日本語のロック』を確立させたことに尽きる。今となっては信じられないが、70年代の半ばまで、『日本語はロックに乗らない』と、真面目に考えられていたのである。そんなつまらない固定観念が、《勝手にシンドバッド》1曲によって、ほぼ完全に抹殺された。『日本人が日本語でロックを歌う』という、今となっては至極当たり前な文化を、私たちは享受できるようになった」

 

勝手にシンドバッド

勝手にシンドバッド

 

 

続けて、著者は以下のように述べています。
「例えば、『早口ボーカル』『巻き舌ボーカル』と言われるほど、日本語を、口腔内を自在に操って発声することが普通になったこと。例えば、『胸さわぎの腰つき』という、おそらくは英語に訳せないであろう、意味から自由な新しい日本語=『桑田語』が受け入れられるようになったこと。例えば、それまで、日本のお茶の間に、決して響いたことのない16ビートや不思議なコード進行が、ブラウン管から流れ出したこと。これらすべてが、桑田佳祐率いるサザンによる『革命』の結果なのである」

 

わたしはサザンは大好きですが、カラオケで「勝手にシンドバッド」はあまり歌いません。わたしは、「いとしのエリー」「栞のテーマ」「Oh!クラウディア」「YaYa~あの頃を忘れない」「素敵なバーディー(NO NO BIRDY)」「真夏の果実」「涙のキッス」「TSUNAMI」「蛍」といったバラードを好みます。また、アップテンポな歌では「思い過ごしも恋のうち」「匂艶 THE NIGHT CLUB」「太陽は罪な奴」「LOVE AFFAIR~秘密のデート」「HOTEL PACIFIC」「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE」などをよく歌います♪
でも、今回のツアーで「勝手にシンドバッド」という歌の奥の深さがよくわかりました。もう「まつり」と続けて歌うことはないでしょうが、カラオケスナックなどで盛り上がりたいとき、ときどき歌いたいと思います。

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これからも、盛り上がりたいときに歌います!

 

2019年1月27日 一条真也拝