北陸賀詞交歓会

一条真也です。
金沢に来ています。
雪が積もっていて、かなり寒いです。15日の夜、サンレー北陸の新年賀詞交歓が開かれました。


会場の見事な花

藤間直実先生による祝儀舞



会場は、マリエールオークパイン金沢の3階にある「ザ・ジュエルボックス」でした。オープニングの藤間流・藤間直実先生による祝儀舞の後、司会者より開会宣言。続いて主催者挨拶です。わたしが登壇しました。


わたしが挨拶しました



わたしは、社長として次のような挨拶をしました。
あけましておめでとうございます。おかげさまで、昨年は一連のサンレー創立50周年記念事業が無事に終わりました。ここ北陸の「神田紫雲閣」もオープンし、セレモニーホールの数は70を超えました。


セレモニーホールからコミュニティセンターへ!



今年のサンレーグループは2つの大きなテーマに取り組みます。
1つは「セレモニーホールからコミュニティセンターへ」です。
紫雲閣を従来の「葬儀をする施設」から「葬儀もする施設」への転換を目指しているのです。各地の紫雲閣を「子ども110番の家」「赤ちゃんの駅」に登録したり、常備薬やAEDを設置したりしています。さらには、映画、演劇、音楽コンサートなども上演できる地域の文化の殿堂化をめざします。
思い起こせば、わが社は、2004年に高齢者複合施設「サンレーグランドホテル」を北九州市八幡西区に作りました。セレモニーホールと高齢者用のカルチャーセンターなどが合体した前代未聞の施設として大きな話題になりました。今では、「盆踊り」や「観月会」などの年中行事の舞台でもあります。
最近、超高齢国ニッポンの未来を悲観的に論じた本がよく売れています。悲観的になるばかりでは未来が暗くなる一方なので、なんとか「明るい超高齢社会」のビジョンを描きたいものです。いたずらに悲観的になるよりも、みんなで少しでも楽しい生き方を考え、老いるほど幸福になるという「老福社会」をつくりたいものです。わたしたちは「後期高齢」を「光輝好齢」に変えるお手伝いに励みましょう!


婚活事業の推進を!



今年のサンレーが取り組むもう1つのテーマは、婚活事業の推進です。
日本が直面している最大の国難北朝鮮問題ではありません。それよりも深刻なのが人口減少問題です。人口減少を食い止める最大の方法は、言うまでもなく、たくさん子どもを産むことです。そのためには、結婚するカップルがたくさん誕生しなければならないのですが、現代日本には「非婚化・晩婚化」という、「少子化」より手前の問題が潜んでいます。国が国難に対応できないのは困りますが、じつはこの問題、わが社のような冠婚葬祭互助会が最も対応可能な業界であると思います。
昨年のNHKの朝のドラマ「ひよっこ」は、今から50年前の日本が舞台でした。登場人物がよく結ばれて、半世紀前の日本人は本当によく結婚していたということを見事に描いていました。そして、ちょうどその頃、サンレーグループをはじめとする冠婚葬祭互助会が各地に誕生して、発展していったわけです。わが社では、さらに本格的に「婚活」事業に取り組み、日本最大の国難を克服するお手伝いをしたいと考えています。


今年もよろしくお願いいたします!



わが社の活動の根底には「天下布礼」という思想があります。かつて織田信長は、武力によって天下を制圧するという「天下布武」の旗を掲げました。しかし、わたしたちは武力で天下を制圧するのではなく、「人間尊重」の思想で世の中を良くしたいのです。天下、つまり社会に広く人間尊重思想を広めることがわが社の使命です。今後も、使命を果たすべく精進する覚悟です。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。


乾杯の音頭を取るビルカンの佐々木社長

カンパ〜イ!



その後、(株)ビルカンの佐々木社長が乾杯の音頭を取って下さいました。佐々木社長は「先日、佐久間社長が書かれた『はじめての「論語」』という本を読みました。そこで『温故知新』の本当の意味を知り、大変勉強になりました」と言われ、その後もユーモア満点のスピーチを展開して下さいました。そして、「カンパイ!」の発声で宴が始まりました。


北陸の旨い魚がズラリ!

越前ガニ!

ローストビーフ

賀詞交歓会のようす

歓談のようす

名刺交換のようす



その後、しばらく歓談タイムです。料理や飲み物を楽しんでいただきました。
わたしは、多くの方々と名刺交換をし、お話をさせていただきました。
おかげさまで、今年の北陸賀詞交歓会も大盛況でした。
花も豪華で美しいと非常に好評でした。


余興のタヒチアンダンス

ブラボー!



それからアトラクションとして、「タヒチアンダンス」が披露されました。
南国の香りがするアトラクションに会場が和みました。
楽しい時間も過ぎ、中締めの時間となりました。


村端社長による締めの挨拶

最後は末広がりの五本締めで・・・



中締めとして、(株)フルーツむらはた・村端社長による恒例の末広がりの五本締めが行われました。一昨年、村端社長のお父上である村端会長が亡くなられました。思えば、一昨年の賀詞交歓会では村端会長に乾杯の音頭を取っていただいたのです。立派な後継者として檀上に立った村端社長によって手拍子する参加者の両手の指が1本、2本、3本、4本、そして5本・・・・・会場の息がピッタリ合いました。


中締め後の送賓のようす

今日は、ありがとうございました!



最後は、わたしと小久保本部長の2人でみなさまを送賓しました。みなさま、今夜は、お忙しい中、わが社の賀詞交歓会にお越し下さり、本当にありがとうございました。今年も、サンレー北陸をよろしくお願いいたします!



2018年1月15日 一条真也