庸軒ごよみ2019

一条真也です。
2019年度の「庸軒ごよみ」が完成しました。わたしが「庸軒」の雅号で詠んだ短歌を掲載したカレンダーです。1年が過ぎるのは早いもので、もうカレンダーの季節なのですね。今回は、平成最後の「庸軒ごよみ」となります。

f:id:shins2m:20181116203433j:plain2019年版ができました!

 

庸軒ごよみ」誕生のきっかけは、2006年のサンレー創立40周年にあたり、記念に作成し、各方面にお配りしたことです。すると、嬉しいことに、予想を超える高い評価を賜りました。さらには、「また作ってほしい」との要望をたくさん頂戴しましたので、翌年からも作ることにした次第です。
11月14日、ブログ「サンレー創立52周年記念式典」で紹介したセレモニーが松柏園ホテルで開催されました。式典の終了後に、このカレンダーを紅白饅頭と一緒に全社員に配りました。また、互助会の会員様や弊社施設のお客様などで希望者があれば、できるだけお渡しするようにしています。

f:id:shins2m:20181116203523j:plain庸軒ごよみ2019」1月~3月

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庸軒ごよみ2019」4月~6月

f:id:shins2m:20181116203705j:plain庸軒ごよみ2019」7月~9月

f:id:shins2m:20181116203727j:plain庸軒ごよみ2019」10月~12月

 

このカレンダーには、わたしが詠んだ12首の短歌が掲載されています。いずれも、石田梅岩の「心学」で盛んだった“道歌”を意識して詠んだものです。12首の道歌は、以下のとおりです。「無縁社会」を吹き飛ばし、「有縁社会」を呼び込み、さらには「支縁社会」そしてsociety5.0としての「ハートフル・ソサエティ」を実現するための言霊を集めました。

 

 表紙  ひとびとの心を定め幸ひを
      与ふるかたち儀式と呼べり

 1月  今よりも上を目指して学ぶなら 
      知行合一もとめて行かん 

 2月  永遠に燃ゆ愛なく結ぶ魂なれば
      われ手伝ひて固く結ばん

 3月  悲しみの淵にある者救はんと
      こころ癒すもわれらのつとめ 

 4月  人生の四季折々を愛でながら
      威風堂々旅立つが良し

 5月  世のために志をば抱くなら
      天を仰いで生きてゆきたし

 6月  人はみな人と交わり儀式する
      礼の本能もつものと知れ

 7月  なつかしき故人想ひて見上げれば
      夜空を走る銀河鉄道

 8月  大いなる和のかたちにて争いの
      世界を溶かす大和のこころ 

 9月  人老いて学び癒され楽しみを
      与へられれば光り輝き

10月  いにしへの聖なる典を広く読み
      世界の人のこころ知りたし

11月  大切なものほど目には見えぬゆえ
      心に残る仕事良々

12月  生活の古典を愛し
      一年に区切りをつける大和魂

 

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このカレンダーには、「月齢」および「六輝」も入っています。スケジュールなどの記入も自由に出来る仕様になっています。わたしの短歌の出来は別にしても、「なかなか使いやすい」と好評です。オフィシャルサイト「ハートフルムーン」でプレゼントのご案内を開始しました。数に限りがございますので、ご希望の方は早めにお申し込み下さい。

 

2018年11月14日 一条真也