さらなる未来へ!  

一条真也です。
18日、早朝から松柏園ホテルの神殿で月次祭が行われました。
戸上神社の是則神職が神事を執り行って下さいました。
この日は祭主であるサンレーグループ佐久間進会長が不在であったため、サンレー社長のわたしが代理を務めました。


月次祭のようす

玉串奉奠を行いました



神事の後は、恒例の「天道塾」を開催しました。
サンレーグループ第二創業期を拓いてゆくために従来の「佐久間塾」および「平成心学塾」を統合して新たに創設された勉強会です。
最初に、北九州紫雲閣の緒方支配人、小倉紫雲閣の青木総支配人から、「紫雲閣のコミュニティセンター化の具体策」の発表がありました。


紫雲閣のコミュニティセンター化の具体策

「盆踊り大会」の開催について

明日、オープンする「くさみ三礼庵」について

わたしが登壇しました



それから、わたしが登壇して講話をしました。
まず、わたしは、WEBシステムに写っている各地の社員に向かって話しかけました。今月1日、松柏園ホテル新館「VILLA LUCE」がグランドオープンしました。わたしは「NEW松柏園から、全国の社員のみなさんにメッセージを送ることができて嬉しい」と述べました。また、来月には創立51周年を迎えるということで、より一層の団結を呼びかけました。


祝賀会について話しました



それから、創立50周年記念動画を流しました。
今月25日に行われる互助会関係者向け祝賀会、および26日に行われる一般向け祝賀会のためのオープニング映像です。祝賀会といえば、先日、参加した某互助会の50周年祝賀会の感想を話しました。
わが社の場合は、新しい冠婚施設をオープンして直後の祝賀会となります。わたしが社長に就任した17年前の状況を思うと、本当に感無量です。今までさまざまな出来事がありましたが、ここまで来られたのは社員の皆様のおかげです。心から感謝しております。


セレモニーホールからコミュニティセンターへ!



今月11日に「新宮紫雲閣」、14日に「日田紫雲閣 田島館」の竣工式が行われました。そして、明日、19日には新業態の「くさみ三礼庵」の竣工式が予定されています。これで、わが社の葬祭施設は70店体制となります。
いま、わが社では「セレモニーホールからコミュニティセンターへ」をスローガンとして掲げています。「葬儀をする施設」から「葬儀もする施設」への転換を目指しているわけですが、「子ども110番の家」「赤ちゃんの駅」に登録したり、常備薬やAEDを設置したりしています。さらには、映画、演劇、音楽コンサートなども上演できる地域のコミュニティセンター、カルチャーセンター化をめざしています。


日本最大の国難を打ち破ろう!



ある意味で、これは「紫雲閣の寺院化」でもあります。
かつての寺院は、葬儀を行うことが最大の機能でありながらも、近隣住民のコミュニティセンター、カルチャーセンターでもありました。
寺院と並んで、神社もコミュニティセンター、カルチャーセンターでした。そして、神社はあらゆる祝い事を行う「ハレ」の場でもありました。わたしは、互助会の冠婚施設はこれから神社化していくべきであると考えます。
もちろん、神社というのは「祝いの場」「ハレの場」という意味であって、神道の宗教施設という意味ではありません。それから、神社で行われる「祭り」は、若い男女の出会いの場でもありました。
いま、「非婚化」や「少子化」が日本最大の国難となりつつあります。わが社では、本格的に「婚活」事業に取り組む必要があります。


さらなる未来に向かって前進を!



わが社は冠婚葬祭互助会ですが、会員様、お客様に高い満足を提供するには施設というハードだけでは限界があります。無縁社会を残り越える地域交流イベントの推進、さらには各地の「まつり」への支援など、文化性と公共性を兼ね備えたさまざまな企画ノウハウや各種サービスに基づいたソフト、そして何よりも「慈」や「礼」といったハートが求められます。わたしたちは、「わが街にサンレーの施設があって良かった」と言っていただけるように、これからもハード・ソフト・ハートの三位一体を追求したいと思います。最後に、わたしは「ようやく50周年を迎えることができたことに感謝しつつ、さらなる未来に向かって前進しましょう!」と呼びかけ、降壇しました。


最後はもちろん、一同礼!



2017年10月18日 一条真也