一条真也です。
あけましておめでとうございます。
新しい年、平成29年(2017年)が訪れました。
ブログ「初詣」に書いたように、今年も門司の皇産霊神社を参拝しました。
門司の皇産霊神社から拝んだ初日の出
わが家は、セコムと正月飾りのコラボで完全防衛!
わが家の玄関脇の正月飾り
わが家では、いつものように正月の飾りをしました。
鏡餅はもちろん、羽子板や干支にあたる酉の置物も飾りました。
正月を迎えると、「ああ、自分は日本人なのだ」と実感します。

- 作者: 一条真也
- 出版社/メーカー: 有楽出版社
- 発売日: 2015/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (10件) を見る
一昨年上梓した『決定版 おもてなし入門』(実業之日本社)にも書きましたが、正月には日本流「おもてなし」の原点があります。
もともと正月というのは、年神を迎える年中行事です。古い信仰の形では、年神は祖霊神としての性格が強かったといわれています。ですから、お盆とは対の関係にあったといえます。詳しくは、拙著『ご先祖さまとのつきあい方』(双葉新書)をお読み下さい。

- 作者: 一条真也
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/09/15
- メディア: 新書
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
かつての日本では盆と正月にはふるさとに帰省して、家族で過ごすということが当たり前に行われてきました。特にお盆休みが娯楽性を高める今では、正月だけが家族の絆を深める習慣といってもいいでしょう。
大晦日から新年を家族で迎え、年に一度、親戚が集まって会食をする。そして孫たちが祖父母からお年玉をもらうという光景が当たり前でした。
今では孫たちのお年玉は振り込んでほしい、という親もいるというのですから、お年玉が単なるお金のやりとりになってしまったのは、本当に残念です。それでは、みなさん、今年もよろしくお願いいたします。
*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。
2017年1月1日 一条真也拝