大晦日も執筆中!

一条真也です。
今日は12月31日。
晦日ですが、新作の執筆にかかりっきりです。
『なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか』(すばる舎)という本です。『はじめての「論語」』(三冬社)および『般若心経 自由訳』(現代書林)の執筆作業も並行して行っています。もう目の回る忙しさです!


今年出版された「一条本」の数々



さて、2016年も、いよいよ過ぎ去ろうとしています。
今年は作家活動の上で、非常に満足のゆく年でした。なんといっても、600ページの大著『儀式論』(弘文堂)を上梓することができたからです。また、『死ぬまでにやっておきたい50のこと』(イースト・プレス)、『死を乗り越える映画ガイド』(現代書林)、宗教学者島田裕巳氏との共著である『葬式に迷う日本人』(三五館)、さらには本名の「佐久間庸和」として『ミッショナリー・カンパニー』(三五館)を上梓することができました。本当に実りの多い年でした。お世話になった皆様に心より御礼を申し上げます。


昨年出版された「一条本」の数々



昨年2015年は、合計7冊の本を出版いたしました。
まずは、『決定版 冠婚葬祭入門』と『決定版 終活入門』に続く実業之日本社「決定版入門」シリーズの第3弾である『決定版 おもてなし入門』を上梓することができました。次に、戦後70年ということで、「死者を忘れるな」という想いを込めた『永遠葬』(現代書林)、『唯葬論』(三五館)、『墓じまい・墓じたくの作法』(青春新書インテリジェンス)の3冊を立て続けに上梓。
それから、宗教哲学者で京都大学こころの未来研究センター教授の鎌田東二先生との往復書簡集『満月交感 ムーンサルトレター』上下巻(水曜社)の続編である『満月交遊 ムーンサルトレター』上下巻(水曜社)も上梓できました。さらには、『礼を求めて』、『慈を求めて』に続く三五館の「求めて」シリーズの第3弾である『和を求めて』までも上梓することができました。それぞれのシリーズの完結篇を無事に出すことができ、さらには『儀式論』と並ぶわが代表作である『唯葬論』を世に送り出すことができました。


来年1月7日発売の『人生の修活ノート』(現代書林)



来年2017年も多くの「一条本」が世に出る予定です。
まずは、1月7日に『人生の修活ノート』(現代書林)が発売されます。3月には日本経済新聞電子版の「ライフ」に「一条真也の人生の修め方」をまとめた『人生の修め方』(日本経済新聞出版社)、『なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか』(すばる舎)、『はじめての「論語」』(三冬社)の3点が同時に刊行、8月には写真家の安田淳夫氏とのコラボである『般若心経 自由訳』(現代書林)、9月には決定版シリーズの最新刊である『決定版 年中行事入門』(実業之日本社)、さらに年末には「サンデー毎日」に連載中の「一条真也の人生の四季」をまとめた『人生の四季』(毎日新聞出版社)を上梓する予定です。これらの本が無事に刊行されれば、「一条本」は合計92冊となります。いよいよ、100冊の大台が見えてきました。この他にも、監修書や編著などが出る可能性も大きいです。


書斎の机の頭上にある書棚



もともと専業作家でないわたしには、こんな休みの日しかまとまった原稿が書けません。それにしても、ただでさえ忙しい大晦日に原稿をしこしこ書いていると、「これで、いいのか?」と思ってしまいます。ふと書斎の机の上を見上げれば、書棚の中に昨年11月30日に亡くなられた水木しげる大先生の「なまけ者になりなさい」という色紙が置かれています。これを見て、「自分も、なまけ者になりたい」と思いました。とりあえず、このブログのペースを落としたいのですが、書評ブログだけでもかなりの量のストックがあるため、とてもペースを落とすわけにはいきません。
アップしなければ、せっかく書いた書評記事が腐ってしまいますから・・・・・・。


本当は「なまけ者」になりたい!



それでも、昨年の忙しさに比べれば、今年はまだマシです。
というのも、今年になって、連載していた日本経済新聞電子版ライフ」の「一条真也の人生の修め方」、産経新聞デジタル・終活WEB「ソナエ」の「一条真也のハートフル・ライフ」、「朝日新聞」の「こころの世界遺産」などが無事に終了したからです。正直、今年の冒頭などは月に15本ものコラムを書かなければならず、もう死にそうでした。それにしても、大量の連載をこなしながら、600ページの大著『儀式論』を書き上げたわけですから、自分でも呆れてしまいます。今年は、本当によく書きました。わたしは「このままでは時間破産してしまう。これからは新しい連載を引き受けるのは控えよう」と決心し、徐々に仕事量を減らしてきています。これからは、「サンデー毎日」の「一条真也の人生の四季」をはじめとした連載コラムを心を込めて書きます。それでは、みなさん、どうか、良いお年をお迎え下さい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年12月31日 一条真也