立山

一条真也です。
ブログ「黒部」で紹介したように、全互連総会のオプション観光で黒部・立山アルペンルートを回っています。黒部ダムに続いて、黒部平を訪れました。黒部平は標高1828メートルで、素晴らしい眺望が楽しめます。
また、多くの高山植物が多く咲く黒部平庭園もあります。ここから立山ロープウェイ大観峰(だいかんぼう)まで移動しました。


黒部平にて

ロープウェイに乗りました

まさに絶景です!

黒部湖を見下ろす

双眼鏡を覗く



このロープウェイは立山の東壁を背に、大観峰(だいかんぼう)と黒部平を約7分で結ぶ全長1710メートル、標高差は500メートルあり、黒部湖や後立山連峰を眺めることができる「動く展望台」とも呼ばれています。
日本で最長のワンスパンロープウェイですが、乗客80名でありながら、毎秒5メートルものスピードですが、ほとんど振動を感じさせない快適な乗り心地です。黒部平からロープウェイで登りきった場所が大観峰です。標高は2316メートルあり、ここからの展望はまさに絶景!


立山室堂高原にて

これが日本アルプスだ!



そして、立山トンネルトロリーバスで室堂へと向かいました。
「室堂」の地名は、室堂ターミナルから徒歩10分ほどのところにある江戸時代の建物からついたものだそうで「室堂小屋」あるいは「立山室堂」と呼ばれ、修験者が籠り祈祷を行った御堂で、起源は14世紀頃といわれますが、現存する建物は加賀藩が助力して18世紀に建てられたもので、建材には美女平のタテヤマスギが使用されています。国の重要文化財にも指定されています。


立山雪の大谷に到着しました

雪の大谷にて

雪の大谷にて

雪の大谷にて

雪の大谷にて

雪の大谷の最高地点

まるで真冬のスキー場です

八甲田山



この室堂付近に有名な「雪の大谷」があります。
室堂は標高2450メートルもあり、世界でも有数の豪雪地帯なのですが、その中でも「大谷」は、吹きだまりとなる地形であるため特に積雪が多く、その深さは20メートルを超えることもあるそうですが、4月中旬から下旬にかけてロータリー除雪車雪で切り拓くと高くそびえ立つ雪の壁が出現するわけです。最近は暖冬の影響もあって降雪量が減ってきてきること、また6月上旬ということもあり、わたしが訪れたときには最高地点で8メートルほどでした。


立山高原ホテルの前で

ランチをいただきました



それから、立山高原ホテルで昼食をいただきました。ビールも飲みましたが、どうして昼間の酒はこんなに美味しいのでしょう!
その後、バスで弥陀ヶ原(みだがはら)高原、美女平(びじょだいら)を経由して立山アルペン村と向かいました。立山連峰の紅葉は9月の中旬から始まり、秋の深まりと共に徐々に降りてきて、弥陀ヶ原では、ナナカマド、ダケカンバ等の木々が色づき、約8平方キロメートルの大高原がじゅうたんを敷き詰めたように紅葉するのだそうです。



300ヘクタールもある美女平周辺には、幹廻り6メートル以上の巨木が150本以上あり、タテヤマスギと呼ばれる天然スギなど、この一帯は国内でも数少ない天然性スギ巨木の集団的生育地と知られています。そして、立山アルペン村に到着し、山代温泉たちばな四季亭」へと向かいました。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年6月9日 一条真也