安宅の関

一条真也です。
加賀を訪れるため、小松空港に降り立ちました。
空港のすぐ近くに「勧進帳」ゆかりの富樫の銅像を発見しました。
さらに近くには、弁慶の銅像も発見。早速、真似をさせていただきました。


小松空港前に「富樫」の銅像を発見!

早速、真似をさせていただく

なんと、弁慶の銅像も発見!

こちらも真似をさせていただく



ともに「安宅の関」に由来する銅像です。安宅の関は、石川県小松市日本海側にある安宅に守護、富樫氏が設けたと言われる関所です。どうせなら現地に行ってみようと思い、そのまま向かいました。


安宅の関」にやってきました

安宅の関」の案内図



Wikipedia「安宅の関」には、以下のように解説されています。
「如意の渡しでのエピソードを元にした、源義経武蔵坊弁慶らとともに奥州藤原氏の本拠地平泉を目指して通りかかり弁慶が偽りの勧進帳を読み義経だと見破りはしたものの関守・富樫泰家の同情で通過出来たという、歌舞伎の『勧進帳』でも有名」


義経・弁慶・富樫の銅像が勢揃い!

三体の銅像を背景に

銅像の由来

とりあえず、弁慶になる!



また、Wikipedia「安宅の関」には、以下のように書かれています。
「『兵部式』では安宅駅、『義経記』では安宅の渡、『八雲御抄』では安宅橋と記述があるのみで、安宅関と記載のあるものは謡曲『安宅』のみで、ここに関所があったかどうかの歴史的な実在性は疑問視されている」


義経と弁慶

弁慶と富樫



続いて、Wikipedia「安宅の関」には、以下のように書かれています。
「現在は安宅住吉神社境内に位置する。1939年3月18日に『安宅の関跡』として石川県史跡に指定されている。銅像武蔵坊弁慶は七代目松本幸四郎が、富樫泰家は二代目市川左團次がモデルとなっている」


勧進帳ものがたり館」の前で

周囲は松林です

日本海をバックに・・・

なんじゃ、こりゃ〜?



安宅の関には三体の銅像の他に「勧進帳ものがたり館」もありました。
安宅の関日本海に面しており、周囲は松林です。
海の近くで、じつに奇妙な貼り紙を見つけました。「なんじゃ、こりゃ〜?」と言った感じです。おそらく、もともとは「この場所で、バーベキューをしないで下さい」と書かれていたのでしょう。それにしても、今日は大好きな弁慶の銅像の真似ができて素敵な思い出ができました。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年12月8日 一条真也