80歳以上1000万人

一条真也です。
世間はシルバーウィークだそうですが、わたしは書斎で執筆三昧です。
ブログ「『サンデー毎日』の連載が決定しました!」で紹介したように、日本で最初の総合週刊誌である「サンデー毎日」10月6日号からコラムの連載をスタートします。週刊誌の連載は初めてですので、絶対に誌面に穴を開けないように、今からストック原稿などを書いているところです。


毎日新聞」9月21日朝刊



さて、9月21日(月)は「敬老の日」です。
今朝の「毎日新聞」には「80歳以上1000万人」「推計人口 初突破」として、以下のように書かれています。
敬老の日を前に総務省が20日発表した人口推計によると、15日時点で65歳以上の高齢者は前年に比べて89万人増の3384万人だった。総人口に占める割合は0.8ポイント増の26.7%で、人数、割合ともに過去最高を更新。このうち80歳以上は38万人増の1002万人(総人口の7.9%)となり、初めて1000万人を超えた」



65歳以上は前年より89万人増えています。男性は1462万人で男性全体の23.7%、女性は1921万人で女性全体の29.5%を占めました。
高齢者の生活実態調査を見ると、2014年の65歳以上の就業者数は前年比45万人増の681万人となり、11年連続で増加した。就業率は男性29.3%、女性14.3%で、特に65〜69歳では男性の50.5%、女性の30.5%が就業していました。 



65歳以上の割合は、国立社会保障・人口問題研究所の推計で2040年に36.1%に達する見込みで、社会保障費の膨張への対応が急務となっています。現段階で欧米主要7カ国と比較しても日本が最も高く、イタリアの22.4%、ドイツの21.2%などを上回っています。



わたしは、北九州市に住んでいます。北九州市の最大の特徴とは何か。それは、高齢者が多いことです。100万人弱の人口に対して、65歳以上の高齢者の比率は2015年3月末で28.2%となっています(数字は住民基本台帳人口要覧による)。この高齢者比率は、全国に20ある政令指定都市の中で最も高い数字です。日本は世界一の高齢化先進国であり、北九州市は日本一の高齢化政令指定都市なのです。この北九州市に身を置きながら、わたしはいつも「豊かな老い」について考えています。また、「豊かな老い」を実現するお手伝いをするべく、さまざまな試みを行っています。



わたしは今、日本経済新聞電子版の「ライフ」で「一条真也の人生の修め方」を、産経の終活WEB「ソナエ」で「一条真也のハートフル・ライフ」を連載しています。それぞれ月に2回づつの連載ですが、一貫して「豊かな老い」のヒントを提言させていただいています。さらに「毎日新聞」でも、月1回の「北九州発 ハートフル通信」を書いて、情報発信しています。



そして、「サンデー毎日」です。当初は本名での連載を考えていましたが、諸般の事情で、結局は「一条真也の人生の四季」というタイトルに決まりました。「冠婚葬祭」や「年中行事」などの話題を中心に、人生を豊かにするヒントのようなものを書いていきたいと思っています。もちろん、人生を修める「修活」についても大いに書いていきます。



「80歳以上1000万人」ということで、いよいよ超高齢社会の到来を実感しますが、今月の9月26日(土)に父が80歳になります。わたしの両親をはじめ日本中の高齢者の方々が幸せに暮らせることを願いながら、執筆三昧のシルバーウィークを送っています。はい。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年9月22日 一条真也