新宿

一条真也です。
東京に来ています。2日の日曜日は新宿を散策しました。新宿3丁目にあるK‘s cinema(ケイズ・シネマ)で日本映画「お盆の弟」を観るためです。


真夏の新宿にて

新宿の歩行者天国のようす


真夏の猛暑の中、わたしは新宿を歩き回りました。
新宿3丁目近辺は歩行者天国でものすごい人の数でした。
わたしは東京にはよく行きますが、もっぱら新橋(全互協)とか神谷町(互助会保証)とか赤坂見附(定宿)など、もっぱら港区で活動しています。以前は六本木に住んでいましたし、赤坂見附にある広告代理店に勤務した後は、独立して西麻布と高輪にオフィスを構えました。とにかく、わたしにとっては東京=港区であり、新宿は最も苦手なエリアなのです。


新宿は最も苦手なエリアです!

路上客引きは区条例違反!



しかし、そんなわたしでも常々、新宿の持つ異様なパワーには一目も二目も置いています。ブログ「酉の市」ブログ「見世物小屋」で紹介したように、昨年11月10日の夜に花園神社を訪れて以来の新宿です。この街はわたしにとって巨大な異界のように思われます。


新宿の街は「呼び込み禁止です!」の警察のアナウンスが鳴り響いていました。わたしは、雑然とした街を歩きながら、ブログ「新宿スワン」ブログ「さよなら歌舞伎町」で紹介した日本映画を思い出しました。


新宿名物の名曲喫茶らんぶる

らんぶる」の店内にはモーツアルト肖像画が・・・



わたしは、新宿3丁目の寿司店で昼食を取った後、喫茶「らんぶる」でアイスコーヒーを飲みました。店内には名曲喫茶らしく、なんとモーツアルト肖像画が飾られてありました。わたしは、「ベスト50レビュアー」こと不識庵さんが昨夜書いてくれたブログ「『唯葬論〜なぜ人間は死者を想うのか』(一条真也著)」の内容を思い出しました。途方もない名文です。


紀伊國屋書店にも寄りました

最後は伊勢丹でお買い物・・・



そしてK‘s cinema(ケイズ・シネマ)で「お盆の弟」を鑑賞した後は、日本一の書店である紀伊國屋書店で本を買い、伊勢丹 新宿店でお酒と食材を買ってから、タクシーで赤坂見附の定宿に帰りました。
タクシーの車内で、運転手さんが「新宿は怖いですよ。先日も、血だらけのお客さんを乗せましたよ」と物騒なことを言いました。そのお客はボッタクリの店で半殺しにされた様子だったそうです。わたしが「なんで、そのまま警察に行って訴えないの?」と言うと、「まあ、相手がヤクザなんで、怖いんでしょうねぇ」と言うのです。わたしが「わたしは北九州という日本一平和な街に住んじょるんで、ヤクザとか言われてもピンとこんのう!」と言うと、その運転手さんは黙り込んでしまいました。Oh! Why?



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年8月2日 一条真也