アーナンダ寺院

一条真也です。
14日、ブログ「ティーロミンロー寺院」で紹介した仏教遺跡の次に、わたしたちはアーナンダ寺院を訪れました。


アーナンダ寺院

アーナンダ寺院の入口

入口は混雑していました

ブッダの足跡?


バガンは、カンボジアアンコールワットインドネシアのボロブドゥールとともに世界三大仏教遺跡の1つに数えられています。そのバガン遺跡を代表する最大の寺院遺跡が、アーナンダ寺院です。


沙羅双樹の木

沙羅双樹の花の色・・・・・・

ここにも黒い犬がいました



アーナンダ寺院の庭園には、沙羅双樹の木が植えられていました。
自然と『平家物語』に出てくる「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」という言葉を思い浮かべてしまいますね。
また、ブログ「ニャンウー・マーケット」で紹介した市場と同じく、ここにも黒い犬がいたので、わたしは小椋圭の名曲「さらば青春」に出てくる「見るがいい、黒い犬が〜♪」というフレーズを口ずさみました。


アーナンダ寺院の仏像

アーナンダ寺院の仏像

アーナンダ寺院の仏像

アーナンダ寺院の仏像


アーナンダ寺院は、上座部仏教を導入し、ミャンマー族最初の統一国家を築いたバガン朝の第3代の王チャンスィッターによって、11世紀末〜12世紀初頭に建設されました。
本堂の一辺が53mの正方形でできており、4つの入口があります。


自然光を取り入れるように作られています

ブッダの生涯が表現されています

最後は涅槃像でした

壁画はかなり傷んでいました



またアーナンダ寺院の回廊は、自然光を取り入れるように設計されており、中世におけるキリスト教修道院建築を連想させました。回廊にはブッダの生涯をたどった彫刻などが展示されており、さながらミュージアムの観がありました。最後は涅槃像が展示されていました。ここにも壁画がありましたが、かなり傷んでいました。修復の必要があると思いました。


まことに美しい寺院です

バランスのとれた見事なデザインです

ガイドから説明を受ける

記念撮影をしました



塔の先端部分は金色に塗られていますが、外壁は白く塗られています。
その白亜の寺院の内部には、4つの仏像が安置されています。
また、釈迦(仏陀)の生涯を描いた80点の浮き彫りがあります。
非常にバランスのとれた見事なデザインの寺院であると思いました。


アーナンダ寺院にて



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年 10月15日 一条真也