『決定版 冠婚葬祭入門』にコメント続々!

一条真也です。
おかげさまで『決定版 冠婚葬祭入門』(実業之日本社)の反響が上々で、ネットでも多くの方々が紹介して下さっています。


谷口正和氏のブログ



まず、マーケティング・プランナーの谷口正和氏が、自身のブログ「発想の画帖」の「冠婚葬祭入門」という記事で以下のように紹介して下さいました。
「この本は、現代社会が従来の祭事が社会的に崩壊し無縁社会となり、個別の中で完結してしまっている現状に警鐘を鳴らすべく出版。伝承文化に対する認識が低くなった中、新しい視点で冠婚葬祭を見つめ直そうという社会的な活動といえます。祭事は人生の歳時記という着眼から、神への感謝や民族的なよりどころとなり、それが『生活文化の核』となります。もともとマーケッターである一条氏の取り組みは、社会価値を再構築していく意義あるものとして応援しています」


佐藤修さんのHP



次は、「サロンの達人」こと佐藤修さんです。
佐藤さんは、ご自身のHPの中で以下のように述べられています。
「冠婚葬祭は『文化の核』だという一条真也さんは、冠婚葬祭の分野で実践と研究と啓発活動に取り組まれています。本書はその一条さんが書いた『冠婚葬祭』についての基本的なルールやマナーを紹介する入門書です。
一条さんは、冠婚葬祭の役割として、次のことをあげています。まず、冠婚葬祭は人がもっているたくさんの縁を可視化し実体化するといいます。この世に無縁の人などいないという一条さんの考えに共感するものとしては、とても納得できます。また、冠婚葬祭は、『時間を生み出し』『時間を楽しむ』役割があると言います。これもとてもよくわかります。時間に流されがちな現代人には、とても大きな効用を持っています」
そして、「たぶん、冠婚葬祭のイメージが大きく変わってくるのではないでしょうか。そのあたりの深い洞察は、一条さんのほかの著作に任せるとしても、まずは冠婚葬祭の基本ルールとマナーの入門書として、本書をお勧めします」と述べられ、最後は「とてもスマートな入門書です」と締め括って下さっています。


不識庵さんのブログ



そして、「ベスト50レビュアー」こと不識庵さん。
彼は、自身のブログ「不識庵の面影」の記事「決定版冠婚葬祭入門(一条真也著・日本儀礼文化協会監修)」で次のように述べます。
「既に60冊を超える書籍を上梓されている一条真也氏が満を持して刊行された一冊。大手冠婚葬祭互助会の経営者でもある一条氏が、これまで「冠婚葬祭に関するマナーブック」を上梓しておられなかったことは意外ともいえます。しかし、“決定版”を冠した本書を通読すれば、誰しもその理由に合点がいくことでしょう」



また、不識庵さんは以下のようにも述べられています。
「多くの良質なビジネス書を手掛ける実業之日本社から出版されていることも意味があるように感じます。この出版社の創業には、かの渋沢栄一翁が関わられています。渋沢翁といえば『論語と算盤』に象徴されるように『道徳経済合一説』という理念を打ち出した人物。『論語』を拠り所に道徳と利益の両立を掲げ、経済を発展させ、利益を己が独占するのではなく、国そのものを豊かにする為に、富を社会に還元することを標榜し実践されました。『ハートフル・ソサエティ』、『孔子とドラッカー』、『隣人の時代』などの著作、なにより『第二回孔子文化賞」』の受賞からも一条氏が渋沢翁の系譜に連なる経営者であることは顕かですが、本書が実業之日本社からの上梓されることは『意味ある偶然(シンクロニシティ)』と言えるのではないでしょうか」




さらに、不識庵さんは以下のように述べます。
「かつて塩月弥栄子氏の『冠婚葬祭入門』がベストセラーとなりましたが、結婚や葬儀をはじめとする『冠婚葬祭』を取り巻く環境は劇的なほど変容しています。『無縁社会』『老人漂流社会』などという言葉に象徴されるように、成熟期を迎えるべき戦後70年の日本の惨状は目を覆わんばかりです。
『人は何のために生きているのか』
心豊かな社会を目指すには、この根源的な問いから始めなければなりません。一条氏が経営されている企業の大ミッションは『人間尊重』。この視点から一条氏は基本を蔑ろにして『アップデート』され続ける現代社会における人間関係の歪みは、『冠婚葬祭』という『民族的なよりどころ』を見直すところから始める必要があると喝破されています。



そして、「“儀式なくして文化はありえず、ある意味で儀式とは『文化の核』”との提言は正に至言」と述べられ、最後は「冠婚葬祭を通して良い人間関係づくりに“必携”となる良書です!」と締め括って下さいました。
いずれも達意の文章で『決定版 冠婚葬祭入門』を紹介していただき、感謝の念にたえません。3人の方々に心より御礼を申し上げます。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年5月18日 一条真也