毎日新聞書評

一条真也です。
昨夕、東京から北九州へ帰ってきました。
小倉は雨でしたが、各所で桜が咲き誇っていました。
わが家の庭の老木も、今年もなんとか花を咲かせてくれました。


毎日新聞」3月30日朝刊



さて、本日の「毎日新聞」全国版の朝刊に、『慈経 自由訳』(三五館)の書評が掲載されました。「今週の本棚」のコーナーです。
書評は、以下のような内容で書かれています。



「日本で盛んな大乗仏教に対し、東南アジアでは上座部仏教が主流。その経典「慈経」の自由訳が出版された。慈経は仏教の開祖、ブッダ(釈迦)が弟子に説いたとされ、大乗仏教の『般若心経』に比肩するといわれる基本経典。日本語で紹介されるのは極めて珍しい。
自由訳では、第1項の『平安の境地にあるひとは心身ともにすこやかで言葉やさしく 誠実でうぬぼれることはない』など10項目の全文が、分かりやすい言葉でまとめられている。各項目に挿入される写真家、リサ・ヴォートの作品もまた、心を和ませてくれる。
訳・著者は北九州市で冠婚葬祭業を営む傍ら、精神的な面を説いたものを中心に60冊以上を上梓。2年前には孔子文化賞も受賞している。地元にある日本唯一のミャンマー式寺院の支援をするうちに『慈経』の素晴らしさを知り、多くの人に伝えたいと自由訳を思い立ったという。
『はじめに』には、『ブッダの考え方が世界を救うと信じています』と記されている。慈経を『こころの世界遺産』ととらえ、心安らかに幸せに生きるためにも、多くの人に読んでほしいと訴えている」


毎日新聞」2月27日朝刊



2月27日にも、全国版ではないものの同紙に『慈経 自由訳』が写真入りで紹介されています。その記事の反響が大きかったそうで、今回の全国版の書評欄での掲載につながりました。本当に、ありがたいことです。毎日新聞さんには感謝の気持ちでいっぱいです。同紙はミャンマーの報道に強いことで知られており、アンサウン・スーチー女史の著書なども刊行されてこられましたので、ミャンマー仏教を精神的に支える「慈経」への関心も大きいようです。



最近の「一条真也の新ハートフル・ブログ」、「佐久間庸和の天下布礼日記」、あるいはオフィシャル・サイト「ハートフルムーン」を覗かれている方はおわかりのように、わたしはもう「慈経おじさん」と呼ばれるぐらい、『慈経 自由訳』の告知を何度も繰り返しています。なぜかといえば、わたしは「慈経」のメッセージこそが日本人を救うと心の底から考えているからです。



「慈経」の教えは、老いゆく者、死にゆく者、そして不安をかかえたすべての者に、心の平安を与えてくれます。「無縁社会」や「老人漂流社会」などと呼ばれ、未来に暗雲が漂う日本人にとって最も必要なメッセージが「慈経」には込められていると確信します。今回の書評記事によって、1人でも多くの方が『慈経 自由訳』に興味を持っていただき、多くの日本人が幸福になることを願っています。
幸せであれ 平穏であれ 安らかであれ・・・・・・。


慈経 自由訳

慈経 自由訳


*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年3月30日 一条真也