読書館リニューアル・オープン!

一条真也です。
昨年のバレンタインデーの日、このブログがスタートしました。
今年のホワイトデーの日、みなさんに新たなプレゼントがあります。
ご好評のオフィシャル・ブックレビュー・サイト「一条真也の読書館」を3月14日、全面的にリニューアルしました。


全面リニューアルされた「一条真也の読書館



早いもので、この「一条真也の新ハートフル・ブログ」も、この記事を含め524本目となりました。2013年2月14日の開設以来、今日で394日間、1日も休まずに続けてきました。しかも、ご存知のように非常に長文のものも多かったです。その文章量は、かなりのボリュームになると思われます。
さらに同じ期間、本名ブログで「佐久間庸和の天下布礼日記」も書き続けていますから、2つのブログ記事を合計するとけっこうな文章量になります。



ご存知の方も多いかと思いますが、わたしがブログを始めたのは2010年2月14日でした。その名は、「一条真也のハートフル・ブログ」。2012年8月31日までの930日間、1日も途絶えることなく書き続けていました。しかしながら思うところあり、2000本目をもってブログを書くことを休むことにしました。さまざまなテーマで記事を書いていましたが、特に「BOOK」というカテゴリーで書き綴った書評ブログは、アップするたびに多くのアクセスをいただき、その反響の凄さには書いた本人が驚くほどでした(微苦笑)。


あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術

あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術

わたしは三度の飯より本を読むことが好きなのですが、本を読めば読むほどを自分でも「やむにやまれぬ思い」書かずにはおれないのです。
ふと気がつけば、著書もかなりの冊数になりました。
その中の一冊に『あらゆる本が面白く読める方法』(三五館)があります。
読書とは読む者の精神を豊かにする「こころの王国」への入口であることを1人でも多くの方に知っていただくための具体的な提案もしました。


スミスの本棚」で「読書の達人」として紹介されました

スミスの本棚」で大いに語りました



あらゆる本が面白く読める方法』(の出版を機に、わたしの読書法に興味を持っていただく方も増え、2010年にはテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」内の「スミスの本棚」で、松岡正剛氏、平野啓一郎氏と並んで「読書の達人」としてご紹介いただきました


BOOKSCAN」で取り上げられました

BOOKSCAN」で大いに語りました



2012年10月には、話題の電子書籍サイト「BOOKSCAN」に、田原総一朗氏、内田樹氏、中谷彰宏氏、神田昌典氏らに続けてご紹介いただき、「読書」と「電子書籍」について大いに語らせていただきました。
この取材を受けた時点では既にブログは休止していましたが、このインタビュー記事をご覧になった多くの方から、わたしがブログで書いた書評をカテゴリー毎に再読したいという嬉しい要望が多く寄せられました。


一条真也の読書館」の扉ページ



そこで2012年12月25日に、オフィシャル・ブックレビュー・サイト一条真也の読書館」を開設しました。これまでブログで紹介してきた大量の本を36のジャンルに分けて整理した書評アーカイブで、予想以上の反響に驚きました。そして、昨年2月に再開したブログにも、多くの書評を書いています。そこで、「読書館」もぜひ拡大掲載して欲しいという声が多数寄せられました。励ましの声に応えるべく、「読書館」をリニューアルすることにしました。


900冊を超えるアーカイブが実現!



既に公開している600冊以上の書評に加え、新ブログの書評も加えたところ、なんと900冊以上のアーカイブになりました。
この数にはわたし自身もびっくりです!!(苦笑)。
すぐに1000冊を超えるでしょう。そのときはお祝いします。
まず、リニューアルの目玉は、本好きにはたまらない書斎という蔵書空間をサイト上に表現したことでしょう。トップページに「仮想書庫」をビジュアライズしました。ちなみに「仮想書庫」のデザインは真言密教で仏の智慧を象徴する「金剛界曼荼羅」をイメージしています。



36のカテゴリーが4つの書庫に!



36のカテゴリーは、AからDの4つの書庫に収蔵されています。
左右についているボタンで書庫を入れ替えながら、気になるジャンルを探していただけます。また一定の間隔で書庫は自動的に切り替わります。カテゴリーを表示した棚をクリックいただくとそのカテゴリーの書評一覧ページに移ります。また、36のカテゴリー一覧はトップページの右上にあるボタンで自動的に一覧表示してあるスペースに自動スクロールしてくれます。



今回のリニューアルを機に、日々更新している「新ハートフル・ブログ」の書評も適宜収蔵していこうと思っています。そこで新着情報欄から最新書評をチェックいただけるようにして、その書評へダイレクトにアクセスできるようにしました。さらに各書評に表示されている書籍画像をクリックいただくとアマゾンの商品ページに自動リンクしていきます。「これは気になる」という本を購入したい方には、必ずや重宝していただけると思います。



わたしは本ほど、すごいものはないと考えています。自分でも本を書くたびに思い知るのは、本というメディアが人間の「こころ」に与える影響です。
わたしは、本を読むという行為そのものが豊かな知識にのみならず、思慮深さ、常識、人間関係を良くする知恵、ひいてはそれらの総体としての教養を身につけて「上品」な人間をつくるためのものだと確信しています。読書とは、何よりも読む者の精神を豊かにする「こころの王国」への入り口です。わたしが経営者や大学の客員教授として、なんとかやっていけるのも、すべて本のおかげです。全面リニューアルした「一条真也の読書館」を1人でも多くの方々に訪れていただき、みなさんが「心豊かになる良書」との縁を得られることを願ってやみません。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年3月14日 一条真也