「終活」絆見直す

一条真也です。
いま、北九州空港です。これから、スターフライヤーで東京へ。
ブログ「最期の絆シンポジウム」で紹介した画期的なシンポが25日に開催されましたが、26日付の「西日本新聞」朝刊で紹介されました。


西日本新聞」11月26日朝刊



「『終活』絆見直す契機に」「シンポジウムで住職ら討論」の見出しで、以下のように書かれています。
「人の世の縁や人生の最期について意見交換する『最期の絆シンポジウム〜終活ブームの中で縁(えにし)を考える〜』(西日本新聞北九州本社主催)が25日、小倉北区のステーションホテル小倉であり、市民約80人がパネリストの話に耳を傾けた。同本社の諸隈光俊編集長の司会で、4人のパネリストが討論。
生前に葬式や墓の手配をしておく『終活が注目されている背景について、小倉北区の瑞松寺の住職、末広石光氏は『核家族化が進み、死後に子どもに迷惑をかけまいと考える人が増えたためではないか』と分析。
文化人類学者でお茶の水女子大の波平恵美子・名誉教授は『人間関係が希薄になり、多くの人が周囲にみとられて亡くなる自分の姿を想像できなくなったことが関係している』と述べた」



続いて、記事には以下のように書かれています。
「そんな時代に、人生の終盤をどう生きるべきか。
作家の一条真也氏は『自分の葬儀で周囲に悼んでもらいたいと想像すれば、他者との関係を良い方向に見直すことにつながるのではないか』と提言。
NPO法人北九州ホームレス支援機構の奥田知志理事長は『人間関係では傷つくことも多いが、人は一人では生きられない。傷つくことを恐れないでほしい』と語り積極的に他者とかかわる人生の大切さを強調した」
なお、28日付の「西日本新聞」朝刊にシンポの詳しい内容が紹介されます。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年11月26日 一条真也