千座の岩屋

一条真也です。

ブログ「種子島の思い出」に書いたように、2008年に種子島を訪れました。そこで、「千座(ちくら)の岩屋」という場所に行きました。種子島の東岸、中種子町南種子町の境に位置する熊野浦の南端浜田海岸に海食によってできた岩窟です。太平洋の荒波が作り出した海蝕洞窟ですね。


千座の岩屋で



内部の広さが千座、あるいは畳千枚ともいわれたことからこの名で呼ばれているとか。また、千人座れるほど広いことからその名がついたとも言われます。干潮時には、洞窟の奥まで入ることができるそうです。
周囲は砂浜であり、沖合に浜島、竹島を望む景勝地として知られました。
ここで写真を写したのですが、奇妙なものが写り込んでいました。


沖縄の御嶽を連想しました

たくさんのオーブが写りました



わたしは千座の岩屋を見、沖縄の「御嶽(うたき)」に似ていると思いました。御嶽とは、琉球の信仰における祭祀などを行う施設です。千座の岩屋も、何らかの祭祀と関係があるスピリチュアルな場所ではないかと思いました。実際、岩窟の中に入った途端、わたしは見えないものの気を感じました。それが神のような聖なる存在であるのか、邪悪な魔物なのか、はたまた死者の霊魂なのかはわかりません。ただ、千座の岩屋で撮影した写真を見て、非常に驚きました。光の玉のようなものが大量に写っているのです。
いわゆる「オーブ(orb)」と呼ばれているものです。


この光の玉は何なのでしょうか



オーブは、日本では「玉響(たまゆら)」とも呼ばれます。その正体を霊的な存在であるという人もいれば、「微小な光源がピンボケ」したものに過ぎないという人もいます。そういう人は、ホコリや水滴などがストロボの光に反射して写るのだと主張しています。 しかし、なぜカメラに球体のものが写るのかについて、は正式な究明はされていないのが現状です。



これまで、わたしが写った写真にオーブが写り込んでいたことは何度かあります。たとえば、「伏見稲荷」とか「遠野物語記念館」とか「天河大弁財天社」などで撮影されたことがあります。
詳しくは、ブログ「神社仏閣の思い出」ブログ『水木しげるの遠野物語』ブログ「神社はパワースポット」を御覧下さい。



オーブがもし空気中のホコリや水滴であるならば、世の中の写真にはオーブがたくさん写っていても不思議ではありません。でも、少なくとも、わたしの写真にオーブが写り込んでいたのは伏見稲荷遠野物語記念館、天河大弁財天社、そして千座の岩屋といった、普通ではない非日常的な場所ばかりです。伏見稲荷には妖気が漂っていますし、天河大弁財天社は「パワースポット」として有名な神社です。また、遠野物語記念館では“座敷わらし”が出現する噂のある部屋で写っています。
このことを、どう考えたらいいのでしょうか? 
わたしには、わかりません。まったく不思議な話です。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年3月16日 一条真也