「笑いの会」100回!  

一条真也です。
11日の夕方、東京から北九州に戻りました。
12日の朝、天道館で開催された「笑いの会」に参加しました。今回でなんと、100回目になります!

天道館にやってきました!


これから「笑いの会」が始まります!


開会前のようす


わたしが登壇しました

 

超満員となった「笑いの会」は、10時30分から開演されました。まずは主催者を代表して、サンレー社長のわたしが挨拶しました。わたしは、「みなさん、おはようございます!」と大きな声で挨拶し、「今日は特別な日です。2014年11月13日に第一回が開催された『笑いの会』が、おかげさまで記念すべき100回目を迎えることができました。この素晴らしい瞬間を皆様と共有できることを、心から嬉しく思います」と言いました。


マスクの下は・・・・・・

笑顔です!!😊

 

わたしは「この会は、『人は老いるほど豊かになる』という『老福』の考えのもとに始まりました。小ノ上マン太朗先生をはじめ、皆様の支えがあってこそ、コロナ禍も乗り越えて100回という道のりを歩むことができました。2020年には『北九州市健康づくり活動表彰』において優秀賞にも選ばれました。本当にありがたいことです。今日の100回記念イベントでは、楽しい時間を過ごし、新しい思い出を作り、更なる素晴らしい未来に向けてエネルギーを充電しましょう!」と述べました。

明日発売の『年長者の作法』を紹介


老害」ではなく「老福」で行こう!

 

それから、オレンジ色の不織布マスクを外すとき、「マスクの下は・・・・・・笑顔です!」と言って、満面の笑みを見せたところ、大歓声に包まれました。やった、つかみはOK牧場!!(笑)続いて、わたしは「わたしは、多くの著書で『人は老いるほど豊かになる』と訴えてきました。明日、年長者の作法主婦と生活社)という新著が発売されるのですが、サブタイトルは「『老害』の時代を生きる50のヒント」です。「老害」ではなく「老福」人生を生きるためには、明るい老人、朗らかな老人になることです。そのためには「笑い」が欠かせません。

残りの人生を笑顔で生きたいです!

誠にありがとうございました!

 

さらは、「わたしも今年で60歳になりました。還暦を迎えたわけですが、みなさんから見れば、まだまだ若造かもしれません。あと何年生きられるかわかりませんが、笑いながら楽しく生きていきたいと願っています。これからも、みなさんと共に素晴らしい瞬間を分かち合い、成長していけることを楽しみにしています。それでは、100回記念のイベントを心から楽しんでいきましょう。本日は誠にありがとうございました!」と述べたのでした。


表彰状授与式のようす

心をこめてお渡ししました

おめでとうございます!!


謝辞を述べる小ノ上マン太朗さん

 

その後、「笑いの会」の活動に多大な貢献をしていただいた「博多笑い塾」塾長である小ノ上マン太朗氏に表彰状を贈らせていただきました。記念品と明日発売の『年長者の作法』も添えさせていただきました。ブログ「笑い塾塾長」でも紹介しましたが、マン太朗氏が塾長を務める「博多笑い塾」とは、日本初の「笑い」のNPO法人です。福岡を拠点に、笑いの健康をテーマとして、笑いの医学的効用についての研究や実践を通した活動を行っています。素晴らしい活動だと深く敬意を表します。

小ノ上マン太朗さんの漫談に大笑い!


会場はずっと笑いの渦!


涼風歌萌さん


吉田シュンシュンさん

太丸ばあちゃんと

山本譲一さんと

 

表彰式授与の後は、小ノ上マン太朗、太丸ばあちゃん、涼風歌萌、吉田シュンシュン、山本譲一といった方々によって会場は爆笑の渦に巻き込まれました。「笑い」は持続的幸福としてのウェルビーイングにとって非常に重要です。拙著『ウェルビーイング?』(オリーブの木)にも書きましたが、わが社は40年前から「幸せ」の追求に取り組んできましたが、「笑い」が大きな役割を果たしました。わが社は「落語の会」や「笑いの会」の開催を通して、笑いによる縁としての「笑縁」作りに励んできたのです。

ウェルビーイング?』(オリーブの木

 

拙著『孔子とドラッカー 新装版』(三五館)の「笑――ユーモアと笑顔が福を呼ぶ」にも書きましたが、笑顔は世界共通のコミュニケーションの「かたち」です。わが社の経営理念であるS2Mには「SMILE TO MANKIND(すべての人に笑顔を)」があります。わが社のような「ホスピタリティ」すなわち「親切な思いやり」というものを提供する接客サービス業においては、笑顔・挨拶・お辞儀といったスキルが非常に大切となります。中でも特に笑顔が必要であると言えます。サービスの現場だけではありません。営業においても、明るい笑顔でお客様に接するのと暗い無表情で接するのとでは雲泥の差があり、それは確実に成果の差となって出てきます。

孔子とドラッカー 新装版』(三五館)

 

マンカインドとは「人類」であり、「すべての人」という意味です。すべての人は、わたしたちのお客様になりえます。ぜひ、お客様のみならず、取引業者の方や社内の人たち、部下や後輩にも笑顔で接していただきたいと社員の皆さんにお願いしています。冠婚葬祭互助会であるわが社は、死別の悲嘆に寄り添う「グリーフケア」にも積極的に取り組んでいますが、そこでも笑顔やユーモアというものを大切にして、愛する人を亡くされた遺族の方々を対象とした「笑いの会」などを開催しています。葬儀においては、ひと昔前の遺影写真は笑顔がタブーとされてた時もありましたが、最近は笑顔の写真で遺影写真を作られる方も増えてきました。遺影写真は代々その家に残る写真なので、かしこまった写真より笑顔の写真がご遺族も心穏やかに過ごせるのではないでしょうか?


第1回「笑いの会」のチラシ


第100回「笑いの会」のチラシ

笑う門には福来る

 

2023年10月12日  一条真也