如月の北陸へ 

一条真也です。
2日の朝、迎えに来てくれた社用車で自宅から福岡空港へ向かいました。そこから飛行機で北陸の小松空港に飛びます。本当は先月19日に行くはずの北陸でしたが、業界の重鎮の訃報に接し、急遽行き先を姫路に変更したのです。


福岡空港の前で東専務と

福岡空港のロビーで

 

今回の北陸出張ですが、今日は冠婚葬祭施設を建設する土地の視察、明日はサンレー北陸の新年祝賀式典および北陸本部会議への参加、さらには北國新聞社を訪問してインタビュー取材を受けることになっています。けっこうハードスケジュールなのですが、今年最初の北陸出張ですので頑張ります!


小さな飛行機で北陸へ!


ANA機内のようす


機内では読書しました

 

わたしたちは、11時40分福岡発のANA1234便に搭乗しました。機内は、思ったよりも多くの乗客がいましたね。機内では、いつものように読書しました。この日は、『「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし』京極夏彦著(文藝春秋)を読みました。わたしと同い年である著者の講演集です。日本各地に言い伝えられる「妖怪」から江戸・明治期の絵師・河鍋暁斎、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるまでを語った令和版『妖怪談義』です。冒頭に置かれた「世界の半分は書物の中にある」と題する東京国際ブックフェアでの講演が面白かったです。また、「水木しげる作品」がウケ続けている理由、柳田國男が『遠野物語』で描いた「河童」「山人」の正体、「幽霊」「妖怪」「おばけ」の怖さといった話も興味深かったですね。泉鏡花といい、金沢に行くときはこういった怪しい話を読むのが習慣になりました。


鬼滅の刃」とANAのコラボ・カップ



ふと、機内サービスで出されたコーヒーカップを見ると、ANAと「鬼滅の刃」のコラボ・カップでした。そういえば、節分となる明日3日から、映画「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里」が公開されます。吾峠呼世晴のコミックを原作にした『鬼滅の刃』シリーズの「鬼滅の刃 遊郭編」の第10話、第11話と「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の第1話から成る作品です。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼の殲滅を掲げた鬼殺隊の一員として激闘を繰り広げます。監督の外崎春雄、炭治郎役の花江夏樹、竈門禰豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘など、シリーズを支えるスタッフとキャストが顔を揃えています。『「鬼滅の刃」に学ぶ』(現代書林)という著書のあるわたしとしては、気になります。もし明日の夜にでも時間が余れば、金沢市内のシネコンで鑑賞したいですね。

機内から雲海が見えました


機内から見えた雪景色

 

読書に目が疲れたわたしは、窓の外を見ました。
いつものように通路側の席でしたが、この日は窓側に人がいたものの、ずっと眠っていたので外がよく見えたのです。おかげで、久々に雲海を見ることができました。雲を見ていると天国みたいで、安らかな気持ちになります。小松空港が近づくにつれ、雲海は次第に雪景色に変わっていきました。色はずっと白のままでしたが・・・・・・。

小松の街が見えてきました


小松空港に到着しました


小さな飛行機を降りました


力士たちが出迎えてくれました

 

13時20分、わたしの乗った小さな飛行機は15分遅れで小松空港に到着。到着時はかなり大きな衝撃があったので、瞬間的に「不時着か!?」と思ってしまいました。やはり、小さな飛行機は敏感ですね。飛行機から降りると、小松空港ではご当地力士たちが迎えてくれました。出口では、サンレー北陸の岸事業部長、管理本部の三輪部長、総務課の伊藤課長の3人が車で迎えに来てくれました。


小松名物の味噌ラーメン

ラーメン、美味しかったです!


サイドメニューの高菜チャーハン小盛


チャーハンも旨かったです!

 

わたしたちは、まずは近くのラーメン店に向かいました。東専務お気に入りの店です。ここの名物である味噌ラーメンと高菜チャーハン小盛をいただきましたが、大変美味しかったです。昼食後は、石川県内の土地を見て回ります。ウェルビーイング施設として有名な「シェア金沢」の見学も予定しています。今話題の場所なので、楽しみです!

 

2023年2月3日 一条真也