四季を愛でるアフターヌーンティー

一条真也です。
5日に新型コロナウイルスのワクチン接種の4回目を受けたのですが、今回が一番きつくて体調が優れません。熱もあるので、6日の日曜日は自宅で安静にしています。そんな中でUPしたブログ「クリスマス&アフタヌーンティーフェア」には大量のアクセスが寄せられています。 松柏園ホテルアフタヌーンティーはおかげさまで大好評ですが、ついに春夏秋冬の4バージョンが揃いました!

SAKURA&ICHIGOアフタヌーンティー

トロピカル★マンゴー・アフタヌーンティー

ハロウィン★アフタヌーンティー

クリスマス&アフタヌーンティー

 

ブログ「アフタヌーンティー、始めました!」で紹介したSAKURA&ICHIGOアフタヌーンティーをはじめ、ブログ「トロピカル★マンゴー・アフタヌーンティーフェア」ブログ「ハロウィン★アフタヌーンティーフェア」、そしてブログ「クリスマス&アフタヌーンティーフェア」で紹介したメニューが登場して、ここに四季のアフタヌーンティーが揃いました。次は、「バレンタイン・アフタヌーンティー」を予定しています。


春を愛でる♡


夏を愛でる♡

秋を愛でる♡


冬を愛でる♡

 

アフタヌーンティーはイギリス発祥の文化ですが、四季を愛でる心は日本文化の核心です。日本には「春夏秋冬」の四季があります。わたしは、冠婚葬祭は「人生の四季」だと考えています。七五三や成人式、長寿祝いといった儀式は人生の季節であり、人生の駅であるのです。セレモニーも、シーズンも、ステーションも、結局は切れ目のない流れに句読点を打つことにほかなりません。わたしたちは、季語のある俳句という文化のように、儀式によって人生という時間を愛でているのかもしれない。それはそのまま、人生を肯定することにつながります。その意味において「冠婚葬祭」も、季節ごとに行われる「年中行事」も、ともに時間を愛で、人生を肯定する文化なのです。

人生の四季を愛でる』(毎日新聞出版

 

冠婚葬祭も年中行事もいわゆる儀式文化ですが、儀式の果たす主な役割は、まず「時間を生み出すこと」にあります。「時間を生み出す」という儀式の役割は「時間を楽しむ」や「時間を愛でる」にも通じます。そして、儀式には力があります。「かたち」には「ちから」があるのです。人の「こころ」は、人生のさまざまな場面での「かたち」によって彩られます。人には誰にでも「人生の四季」があるのです。その生涯を通じて春夏秋冬があり、その四季折々の行事や記念日があります。大切なことは、自分自身の人生の四季を愛でる姿勢でしょう。アフタヌーンティーを楽しみながら、人生の四季を愛で、「こころ」を豊かにする「かたち」に想いを馳せていただきたいですね。

「こころ」の「かたち」を知る二大ガイドブック

 

2022年11月6日 一条真也