メリー・クリスマス・ウィズ・コロナ PART2

一条真也です。メリー・クリスマス! 
12月25日になりました。ブログ「メリー・クリスマス・ウィズ・コロナ」に書いたように、コロナ1年目だった昨年の聖夜は新型コロナウイルスの猛威に席巻されてまったく盛り上がりませんでした。2年目の今年は少しはクリスマス気分も出てきたように思います。しかし、オミクロン株の感染拡大による第6波の到来も懸念されており、まったく油断はできません。

f:id:shins2m:20211223124800j:plain帝国ホテルのロビーで

 

昨年は、本当に想定外の事態の連続だった1年でしたが、わたしはけっして嘆いたりはしませんでした。禍福はあざなえる縄のごとし。人間万事塞翁が馬。わたしは自宅の庭の芝生を猪に台無しにされるという悲劇をきっかけとし、『「鬼滅の刃」に学ぶ』(現代書林)を書き上げました。「何事も陽にとらえる」はこれまでも信条でしたが、ただ解釈するだけでなく行動としての「何事も陽に変える」ことの大切さを学びました。

f:id:shins2m:20211217101324j:plain松柏園ホテルのロビーで

 

また、コロナ後の社会の動きについて熟考する時間ができたので、「サービスからケアへ」という視点のもと、わが社の志を見つめ直し、冠婚葬祭衣裳の無償レンタルや子ども食堂の開設などの「サンレーズ・アンビション・プロジェクト」を本格的に始動させました。他者の幸福を願う志の大切さは、わたしの座右の書である『論語』で孔子が最も訴えたメッセージでもあります。昨年の今頃は、『「鬼滅の刃」に学ぶ』の校正作業をしていましたが、今年は日本の儒教研究の第一人者である中国哲学者の加地伸行先生との対談本『儒教と日本人』の校正作業を行っています。

f:id:shins2m:20211224170503j:plain上智大学からのクリスマス・カード

 

そして、クリスマスといえば、クリスマスカード。今年も多くの読者の方々から素敵なカードが届きました。また、クリスマスはキリスト教における主イエス・キリストの生誕祭です。わたしが客員教授を務める上智大学は日本におけるカトリックの総本山ですが、今年も同大学の樺道学長から上智の四谷キャンパスおよび聖イグナチオ教会などの写真を使ったカードが届きました。幸せな気分になりました。みなさま、どうぞ、素敵な1日をお過ごし下さい!

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2021年12月25日 一条真也