一条真也です。
昨日、東京から北九州に戻りました。
30日、ブログ「秋松紫雲閣起工式」で紹介した施設が完成し、竣工清祓神事が行われました。真夏の竣工式です。
秋松紫雲閣の外観
この日も晴天、32度を超す猛暑
津田支配人と
ロビーには多くの胡蝶蘭が・・・
秋松紫雲閣の場所は、福岡県飯塚市秋松315-3です。サンレーグループとしては、福岡県内で48番目、全国で90番目(いずれも完成分)のセレモニーホール(コミュニティホール)です。
控室のようす
休憩室のようす
バスルームのようす
ブックレット・コーナー
秋松紫雲閣は、まるで自宅のリビングルームのような、ゆったりとした最新の控室を完備しています。大切な人との最後の時間を心安らかに過ごせるよう、経験豊富なスタッフが真心込めてお手伝いいたします。
さあ、儀式の場へ!
本日の神饌
本日の式次第
神事のようす
一同礼!
ソーシャルディスタンスに配慮
清祓之儀のようす
竣工神事の進行は、サンレー総務部の國行部長が担当。竣工神事は、地元を代表する神社である椿八幡宮の秀村長利禰宜にお願いいたしました。開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。
玉串奉奠しました
拝礼をしました
柏手を打ちました
松田常務の玉串奉奠
神官の祝辞を拝聴
神酒拝戴しました
それから、玉串奉奠です。最初に サンレー社長であるわたしが玉串を奉奠。その後、松田常務が玉串奉奠し、社員が従いました。その後、撤饌、昇神之儀、神酒拝戴、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。
感謝状贈呈式のようす
感謝状贈呈式のようす
それから、感謝状贈呈式を行いました。設計を担当して下さった株式会社森崎建築設計事務所の森崎社長、施工を担当して下さった大東建託株式会社小倉支店の橋口支店長に心からの感謝の気持ちと金一封を添えて、感謝状を贈呈させていただきました。
マスク着用で主催者挨拶
次は、いよいよ主催者挨拶です。わたしは、夏模様の不織布マスクを着用したまま次のように挨拶しました。本日、このように立派な施設を建設できて、本当に嬉しく思います。関係者のみなさまに心より感謝いたします。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。ぜひ、新施設で最高の心のサービスやケアを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています。
マスクを外しました
コミュニティホールについて
また、わたしはマスクを外して、以下のような話をしました。最近、「葬祭業はエッセンシャル・ワークですね」とよく言われます。しかし、わたしは葬祭業はハートフル・エッセンシャル・ワークであると思っています。これまでのパンデミックでも証明されてきたことでした。何が何でも葬儀に関わる仕事は続けなければならないのです。
サービス業からケア業へ!
紫雲閣は「セレモニーホール」から「コミュニティホール」へと進化を遂げています。最近のセレモニーホールの中には家族葬専門会館などもあるようですが、わが社の紫雲閣は「葬儀を行うだけの施設」ではなく、「葬儀も行える施設」です。冠婚葬祭業は、単なるサービス業ではありません。それは社会を安定させ、人類を存続させる重要な文化装置としてのケア業なのです。
「飯塚」という地名について
「飯塚」という地名の由来については、2つの説があります。1つは、神功皇后がこの地方をお通りになったとき、従軍兵士の論功行賞をなされ、おのおの郷土に帰されたが兵士たちはなお皇后の徳を慕って飯塚まで従い「いつか再び玉顔そ拝し奉らん」と深く歎き慕ったといわれ、名づけてイヅカ(飯塚)の里と伝えられたといわれます。
神功皇后と聖光上人の伝説について
もう1つは聖光上人が、この地の太養院において旧鎮西村明星寺虚空蔵の再興と三重の塔建立のため、民を集めて良材を運ばせたときに炊いたご飯があまって小山をつくり、それがあたかも塚のようであったので「メシノツカ」すなわち飯塚と呼ばれるようになったとも伝えられています。いずれにしても、宗教的な伝統のある土地ですね。
最後に道歌を披露しました
日本人の「こころ」は神道・儒教・仏教の三本柱によって支えられているのがわたしの持論ですが、いずれも先祖供養というものを重んじています。今日も猛暑ですが、8月になれば、日本人にとって最大の先祖供養の儀礼である「お盆」がやってきます。盆踊り、精霊流し、花火・・・・・・日本人は、死者を供養するさまざまな文化によって、「こころ」を豊かにしてきました。そして、暑い夏を無事に乗り切って秋を心待ちにしてきました。この秋松紫雲閣は、そんな「こころの館」としてのコミュニティホールを目指したいと述べ、道歌を披露しました。
暑き夏 御霊迎へてまた送る
秋まつ人の こころの館
決意表明のようす
決意を受け取りました
神事の最後は一同礼!
記念の集合写真を撮影しました
その後、秋松紫雲閣の津田支配人より、この地の方々の人生の卒業式を心をこめてお世話させていただき、地域に愛されるコミュニティホールをめざしますという力強い決意を受け取りました。決意表明の後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。この日、直会は行われませんでした。その代わりに、松柏園ホテル謹製のお弁当が参加者にふるまわれ、わたしも持ち帰りました。美味しかったです。
朝日・毎日・読売・西日本新聞7月30日朝刊
オープニング見学会は、 令和3年8月6日(金)~8日(日)の3日間を予定していますが、「3密」を避けるため万全の対策を行っています。なお、朝日・毎日・読売・西日本の各紙に竣工記念広告が掲載されました。サンレーグループのイメージキャラクターである前川清さんがサンレーマークを手にして、「皆様のまちに、紫雲閣誕生です!!」と微笑んでいます。
『心ゆたかな読書』(現代書林)
今回は、拙著『心ゆたかな読書』(現代書林)のプレゼントも告知しました。同書は、125万部の発行部数を誇る「サンデー新聞」に連載中の「ハートフル・ブックス」で取り上げた至高の150冊を紹介したブックガイドです。抽選で30名様に進呈します。ハガキでご応募下さい!
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〒802-0022
北九州市小倉北区上富野3-2-8
サンレー話題の本進呈NP係
*2021年7月9日(金)消印有効
2021年7月30日 一条真也拝