一条真也です。
12日、ブログ「究極の寿司を食べました」で紹介したように「天寿司」京町店の美味しいお寿司を味わった後、散髪に行き、デパ地下で買い物をしてから帰宅しました。すぐに鬼滅本の執筆に取り掛かろうと思っていたのですが、ブログ「対談には続きがある」で紹介した矢作直樹氏との対談の校正データが送られてきていたので、そちらの作業を優先しました。
12日の21時から放送されました
その後、校正作業に疲れて小休止しようとテレビをつけたところ、なんとフジテレビ系で「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」が放送されていました。「とんねるず」の石橋貴明や「バナナマン」が出演する特別番組ですが、ふだんテレビをほとんど観ないわたしでも、この番組は大好きなのです。というのも、最近、なぜかYouTubeを開くと、おススメ動画にこの番組が細切れ(1ネタ)で紹介されるのです。約2分程度の短いものなので、ついつい観てしまうのですが、これがすごく面白い。まさに抱腹絶倒です!
最後まで観てしまいました
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は2004年にスタートしたそうですが、わたしが知ったのは今年も後半になってからです。笑いになりにくいマニアックなものまねや、アンダーグラウンドな芸に光を当てた企画で、ネタ終了間際にステージの床が割れ、芸人が落下するというシステムが特徴です。お笑い芸人の登竜門としても知られているそうで、これまでに「博多華丸・大吉」の博多華丸や「次長課長」の河本準一、横澤夏子らが出演後にブレークを果たしたことでも有名だとか。2018年11月に「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が、スペシャル番組「土曜プレミアム『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』」として、装いも新たに放送されました。今回はリニューアル3回目となりますが、、俳優の中川大志と女優の吉岡里帆がゲスト出演していました。
この番組の常連で、わたしが好きな芸人さんが3組います。まずは、たつろう。1986年生まれで、吉本興業東京本部に所属しています。富山県出身で、新潟大学を卒業した後、東京NSCに13期生として入学。NSC卒業後は同期の芸人とトリオ「ダダダ屋敷」や「ポッキーゲーム」を結成するも、程なくして解散。その後、2014年1月に14期生の奥村邦義(現・カルビちゃん)とコンビ「LOVE」を結成。2018年のM-1グランプリでは準々決勝まで進出。その後、ピン芸人として、2018年11月のリニューアル1回目の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」に出場。日常を切り取ったあるあるネタを含むものまねで、見事に優勝しました。その後、日常あるあるネタで2019年R-1ぐらんぷりに出場。準々決勝まで進出し、2020年は準決勝進出。この日の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」の第3回大会の結果も3位でした。
次に、わたしが好きな芸人さんが「駆け抜けて軽トラ」。松竹芸能所属の男女お笑いコンビです。2016年12月31日に「ラバボーズ」解散以後ピン芸人として活動している小野島徹と、2017年5月31日に「棚からブタもち」解散以後ピン芸人として活動している餅田コシヒカリにより、2017年にユニット結成されました。2018年2月11日放送の「にちようチャップリン」(テレビ東京)において、初の地上波テレビ出演を果たしました。その後、2019年12月14日放送の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」にて、「昭和ポルノの世界」シリーズで見事優勝を果たしたのです。この「昭和ポルノの世界」が抜群に面白い! 顔だけはカトパンに似ていて、ダイナマイト・ボディの持ち主である餅田コシヒカリの存在感は尋常ではありません!
そして、最後が、アナログタロウ。1973年、東京都出身、トップ・スター所属のお笑い芸人です。芸人になる前はサラリーマンを6年間していました。プライムワン・タレントスクール3期生出身。同期には龍勝らがいます。かつてはプライムに所属し、「斉藤欠席」の芸名で活動。その後フリーとなり、芸名を「アナログタロウ」に改名。R-1ぐらんぷりでは、2009年は3回戦まで進出、2010年はサバイバルステージ進出で、4位でした。彼の芸風は主に1人コント。あらかじめ収録したナレーションや効果音などに自分の演技と台詞を合わせてネタを演じることが多いです。彼の代名詞となっている「どうでもいい情報を教えてくれる80年代歌番組の曲紹介」のネタは、カセットテープからは曲のイントロを流し、台詞は自分で発するというものです。「細かすぎて伝わらないモノマネ」では第15回にて優勝している一方で、マニアックなネタであるが故か一般審査員が合否を判定する「オンバト+」ではこのネタで5回出場したものの、1度もオンエアを勝ち取れませんでした。
新しいスターも誕生!
新しいスターも誕生!
たつろう、駆け抜けて軽トラ、アナログタロウの3組とも、「細かすぎて」の優勝経験者なわけですが、彼らの芸をYouTubeで観ると、意外に面白くありません。このブログ記事では、「細かすぎて」出演時の動画とそれ以外の動画を続けて紹介していますので観比べてほしいのですが、圧倒的に「細かすぎて」でのパフォーマンスの方が面白いです。その理由は、「とんねるず」や「バナナマン」のリアクションと、芸を披露した直後に奈落に落ちるリズムでしょうね。この日もチャンピオンになった岡田直子をはじめ、新たなスターが一夜にして誕生しました。お笑いにそれほど詳しくはないわたしですが、これからも「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」だけはチェックしてきたいと思います。まあ、毎日わたしも難しいことばかり考えていたら気が滅入りますし、時には息抜きも必要ですからね。はい。
2020年12月13日 一条真也拝