ラグビー日本、決勝Tへ!

一条真也です。
ラグビーワールドカップで、日本代表がやりました!
1次リーグ最終戦で因縁の相手・スコットランドに熱戦の末、28-21で劇勝しました。これで世界ランク8位の日本が、史上初の8強進出を果たしました。勢いに乗った日本は、未知の決勝トーナメントに進出します。

f:id:shins2m:20191013214154j:plain日本が初の8強入り! 

 

昨日は台風19号が日本各地に甚大な被害を与え、多くの犠牲者も出しましたが、今日の試合前には全選手と観客が黙祷をしました。わたしは、この黙祷のシーンを見て、静かな感動を覚えました。じつは、「にわかラグビー・ファン」であるわたしは、今回のW杯までラグビーの試合を観たことがありませんでした。

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試合前の黙祷 

 

開催前は「サッカーならいいけど、ラグビーのW杯ねぇ」と今一つ興味が湧かなかったのですが、同じく、にわかファンである妻が「とにかく面白いから観てごらん」と言うので観戦することにしたのですが、妻に向かって「五郎丸は出るのか?」とトンチンカンなことを言って引かれてしまいました。(苦笑)

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まさに、走る格闘技! 

 

世界の強豪チーム同士の熱い闘いに、「ラグビーとは、これほど面白いスポーツだったのか!」と見方が一変しました。よく、これだけ肉体をぶつけ合って、壊れないものです。まさに、走る格闘技ですね。9月28日の第2戦では、日本は世界ランク2位(当時)のアイルランドから大金星を挙げました。ラグビーは番狂わせが起きにくいとされているそうですが、日本は前回大会で南アフリカを破ったのに続き、再び優勝候補からの金星をあげました。日本中が歓喜しました。

f:id:shins2m:20191013212017j:plainワン・フォア・オール、オール・フォア・ワン

 

ラグビーという競技は、「ワン・フォア・オール、オール・フォア・ワン」という思想に支えられています。「1人は全員のために、全員は1人のために」と訳されることが多いです。由来は古代ゲルマン人の言い伝えなど諸説ありますが、この言葉は、「相互扶助」の思想として社会にも影響を与えました。

f:id:shins2m:20191013214300j:plainノーサイドに感動!

 

「相互扶助」という考え方は、多くの人々が少額を出し合って万一に備える保険業や、わがサンレーのような冠婚葬祭互助会業の根本理念にもなっています。そもそも互助会の「互助」とは「相互扶助」を縮めたものなのです。試合後の「ノーサイド」も素晴らしいですね。ゲームが終了すれば、敵も味方もなくなるという発想は、平和思想そのものです。そして、ラグビーというスポーツが戦争の代用品でもあることを示しています。

f:id:shins2m:20191013222958j:plain大御神社を参拝した日本代表

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大御神社の新名光明宮司

 

日本代表チームは、ブログ「大御神社」で紹介した神社に参拝しましたが、ここで「さざれ石」などを見て、日本の心、大和魂を学んだそうです。それから破竹の快進撃を続けているわけですが、ブログ「日向西紫雲閣竣工式」で紹介したセレモニーで神事を執り行って下さった同神社の新名光明宮司から詳しい様子をお聞きしました。日本が決勝トーナメントでも大活躍することを願っています。

f:id:shins2m:20191013214221j:plain決勝トーナメントでも頑張れ!

 

2019年10月13日 一条真也