一条真也です。宮崎に来ています。
10月10日は旧「体育の日」ですが、延岡のホテルで目覚めました。延岡は旭化成の街ですが、同社の研究者である吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞して、喜びに沸き立っています。この日、わが社の日向西紫雲閣の竣工式が行われました。場所は、宮崎県日向市財光寺3160-2です。
完成した日向西紫雲閣
日向西紫雲閣の前で
村河支配人と
ロビーにて
控室のようす
ベッドルームのようす
バスルームのようす
サンレーグループとしては、日向西紫雲閣は宮崎県内で9番目、全国で80番目(いずれも完成分)のセレモニーホール(コミュニティセンター)です。まるで自宅のリビングルームのような、ゆったりいとした最新控室を完備しています。一日一式のみご葬儀をお受けし、大切な人との最後の時間を心安らかに過ごせるよう、経験豊富なスタッフが真心込めてお手伝いいたします。
本日の神饌
本日の式次第
さあ、儀式の場へ!
一同礼!
竣工神事のようす
低頭しました
清祓之儀のようす
神事の進行は、サンレー宮崎事業部管理課の松本さんが担当。竣工神事はブログ「大御神社」で紹介した有名神社(最近、ラグビーW杯日本代表が参拝したことが話題になりました)の新名光明宮司にお願いしました。 開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。
玉串奉奠をしました
拝礼するサンレー関係者
最後は、もちろん一同礼!
それから、玉串奉奠です。祭主に続いて、最初に株式会社サンレー社長であるわたしが玉串を奉奠しました。それから、戸田将徳建築研究所の戸田所長、川口建設株式会社の土居社長、サンレーの尾崎取締役宮崎事業部長が次々に玉串を奉奠しました。その後、撤饌、昇神之儀、神酒拝戴、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。
感謝状贈呈のようす
感謝状贈呈のようす
それから、感謝状の贈呈が行われました。
わたしは、設計を担当された戸田将徳建築研究所の戸田所長、施工を担当された川口建設株式会社の土居社長に心を込めて、金一封を添えて感謝状を贈呈させていただきました。
主催者挨拶のようす
それから、いよいよ主催者挨拶です。
わたしは、次のように挨拶しました。
本日、このように立派なホールを建設できて、本当に嬉しく思います。関係者のみなさまに心より感謝いたします。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。ぜひ、新施設で最高の心のサービスを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています。
日向市について述べました
また、わたしは次のようにも述べました。
日向市は、宮崎県の北部に位置する人口6万人の都市です。温暖で日照時間は全国でもトップクラス。細島港を中心とした県内有数の工業地帯です。この日照時間が全国トップクラスというのが素晴らしいですね。なぜなら、わが社の「サンレー」という社名は「太陽光線」という意味だからです。わが社は、太陽の会社なのです。
日向について話しました
さらに、わたしは次のようにも述べました。
日向市の南部に位置する美々津は神武天皇が東征の際に船出した地とされています。神武天皇が東征の際に率いた水軍が日本最初の海軍といわれているため、海軍発祥の地ともされています。またこの一帯には「伊勢」「五十鈴」「日向」の地名がありますが、同様の地名が三重県の伊勢地域にもあります。神武天皇の東征に参加した猿田彦一族の後裔が地名を移植したといわれているそうです。
温かき日向の西の良き土地に 龍は昇りて紫雲たなびく
そして、市内にある「日向のお伊勢様」として知られる大御神社に言及し、「国歌にも歌われたさざれ石群がありますが、国内最大規模と言われています。また『昇り龍』や『ドラゴンボール』といった有名なパワースポットもあります。こんな素晴らしい場所に、新しい紫雲閣をオープンできて、本当に嬉しく思います」と述べてから、最後に以下の道歌を披露いたしました。
温かき日向の西の良き土地に
龍は昇りて紫雲たなびく(庸軒)
決意表明のようす
集合写真を撮影しました
その後、村河支配人より、この地の方々の人生の卒業式を心をこめてお世話させていただき、地域に愛される会館をめざしますという力強い決意を受け取りました。決意表明の後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。
直会で挨拶しました
それから直会が開かれました。神事に続いて、わたしが主催者挨拶をしました。わたしは、「宮崎に来ると、日本が神の国であることを痛感します。昨日は、高千穂神社と天岩戸神社を参拝いたしました。どちらも素晴らしいパワースポットとして有名ですが、最近は何といっても大御神社さんが大変な話題になっています」と述べ、「先日、ラグビーの日本代表が大御神社さんを参拝されました。さざれ石を見たことで、日本人の心、大和魂を学んだ選手が多かったようです。いま、日本列島はラグビーの話題で持ち切りですね」と言いました。
ラグビーと相互扶助について話しました
それから、わたしは次のようにも述べました。
ラグビーという競技は、「ワン・フォア・オール、オール・フォア・ワン」という思想に支えられています。「一人は全員のために、全員は一人のために」という意味です。由来は古代ゲルマン人の言い伝えなど諸説あるそうですが、この言葉は、相互扶助の思想として社会にも影響を与えました。「相互扶助」という考え方は、多くの人々が少額を出し合って万一に備える保険業や、冠婚葬祭互助会業の根本理念にもなっています。そもそも、互助会の「互助」とは「相互扶助」を縮めたものなのです。
コミュニティセンターで互助社会の実現を!
そして、わたしは「時代は、互助会から互助社会へと向かっています。互助社会とは、共生社会であり、思いやり社会でもあります。ラグビーチームのような社会が本当にこの地球上に実現したら、これ以上に素晴らしいことはありません。紫雲閣グループでは、いま、「セレモニーホールからコミュニティセンターへ」をスローガンにしていますが、この日向の地に新しく完成したコミュニティセンターで、互助社会が実現することを願っています」と述べました。
乾杯の挨拶をする新名宮司
新名宮司の発声で乾杯!
大御神社の新名宮司と
その後、大御神社の新名宮司が乾杯の挨拶をされました。新名宮司は、竣工式でわたしが詠んだ道歌に触れられ、「社長さんの歌には大変感動しました。昇り龍と紫雲が並ぶとは、本当に素晴らしいです。じつは、わたしは実際に紫雲を見たことがあります。うちの神社の洞窟で行者が気を入れたところ、雲ひとつなかった空に逆さ虹が出て、紫雲が出現したのです。信じられないかもしれませんが、本当の話です。6人が目撃しています。わたしたち神主というのは見えない世界、神や霊と関わりが深いので、いろいろ不思議な経験をします」と、驚くべきお話をされました。まったく、この宮司さんには毎回驚かされます。その後、新名宮司のご発声で乾杯となりました。
直会のようす
本日の料理
新名宮司と歓談しました
直会のようす
最後は「末広がりの五本締め」で
直会では、マリエールオークパイン延岡の美味しいお弁当をいただきながら、大いに盛り上がりました。わたしは、お隣りの新名宮司と近況報告をしながら、これからの日本の未来について語り合いました。最後は、尾崎事業部長がサンレー恒例の「末広がりの五本締め」を行いました。
宮崎県は歓喜の日でした
「宮崎日日新聞」2019年10月10日朝刊
9日の「夕刊デイリー」、10日の「宮崎日日新聞」に竣工広告が掲載されました。今回は、『修活読本』(現代書林)を抽選で30名様にプレゼントいたします。みなさま、どうぞ、ふるってご応募下さい! オープニング見学会ですが、令和元年10月12日(土)・13日(日)に行われます。開業は令和元年10月14日(月)です。
直会の終了後、にちりん14号に乗って大分へ、そこからソニック42号に乗り換えて小倉へ戻りました。
翌11日は、朝から営業推進部の総合朝礼、小倉ロータリークラブの例会、さらには「隣人祭り 秋の観月会2019」に参加します。ハードな毎日ですが、「天下布礼」のために頑張ります!
2019年10月10日 一条真也拝