隣人館で「まつり」を歌う

一条真也です。
昨夜は、人間国宝の今泉今右衛門さんが小倉に来たので、恒例のサザン・カラオケ対決で深夜まで盛り上がりました。午前1時頃に鍛冶町の「丸玉」という店で焼うどんを食べてから、わたしたちは固い握手を交わして別れました。今朝は二日酔い気味でしたが、午前中から福岡県内の冠婚葬祭施設の建設候補地を回りました。

f:id:shins2m:20190808141506j:plain隣人館 の前で、末館長と

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末館長にお土産のスイカを渡しました

 

福岡市を経て飯塚市に入ったわたしは、わが社の高齢者介護施設である隣人館を訪れました。最近、増築工事が終了したばかりなので、その視察のためです。久々に訪れた隣人館は清潔に掃除されており、入居者の方々の明るい笑い声が響いていました。わたしは、途中で買ったお土産のスイカを末館長に渡しましたが、そのとき大きな歓声が上がりました。

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カラオケで「まつり」を歌うことにしました

 

わたしは、みなさんに「こんにちは。毎日暑いですね。みなさん、体調は大丈夫ですか?」と挨拶したのですが、そのとき、横に最新鋭のカラオケ機器があるのを発見しました。同行していたサンレー企画部の石田部長が「社長、みなさんに1曲披露されたらいかがですか?」と言うので、わたしは北島三郎の「まつり」を歌うことにしました。

f:id:shins2m:20190808135704j:plain男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪ 

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いきなり大盛り上がり!

 

イントロの部分で、「年がら年じゅう、お祭り騒ぎ。初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます。冠婚葬祭のサンレーから、お祭り男がスイカを下げて隣人館にやって来たよ。こりゃあ、めでたいなあ〜。今日は祭りだ! 祭りだ!」と言うと、早くも会場が熱狂の坩堝と化しました。わたしが「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、みなさん目を輝かして、一生懸命に手拍子をして下さいました。

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祭りだ、祭りだ、祭りだ!

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みなさん、手拍子をして下さいました

 

最後の「これが日本の祭り〜だ〜よ〜♪」の歌詞を「これが隣人館の祭り〜だ〜よ〜♪」に替えて歌い上げると、興奮が最高潮に達しました。割れんばかりの盛大な拍手が起こり、感激しました。中には涙を流しておられる方もいて、「ものすごい迫力だった」「プロの歌手よりうまかった」「元気をいただいた」「生き返ったようだ」「これからも来て下さい」などの言葉をかけていただき、わたしのほうが泣きそうになりました。

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心をこめて歌いました♪

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イカの前で熱唱しました♪

f:id:shins2m:20190808140017j:plainこれが隣人館の祭り〜だ〜よ〜♪

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みなさん、お元気で!

 

じつは最近、小倉の「ルパン」というカラオケスナックで「まつり」を熱唱したところ、ママさんが涙を流しながら「素晴らしい。感動しました。あなたの歌には生命力というか、人を元気にする力があります。病院とか慰問して、末期がんの患者さんたちなどにその歌を聴かせてあげたらいいと思いますよ」と言って下さいました。そのことが頭にあったので、隣人館のお元気な高齢者の方々の前で歌うことにしたのです。隣人館のみなさん、今日はお会いできて嬉しかったです。いつまでもお元気で。
また、お会いいたしましょう!