さよなら西城秀樹!

一条真也です。
長い東京出張から小倉に戻ってきました。
今回はいろいろと疲れました。「やはり55歳を過ぎると、今までのように動き回るのはしんどいかも」などと思ってしまいます。そんなとき、歌手の西城秀樹さんが63歳で亡くなったと知り、驚きました。

「デイリースポーツ」ニュースより


西城秀樹さん死去 家族の前で倒れ意識戻らず・・・」という「デイリースポーツ」配信のニュース記事には以下のように書かれています。
「歌手の西城秀樹さんが16日に急性心不全のため亡くなっていたことが17日、分かった。63歳。広島県出身。西城さんの関係者によると、西城さんは4月25日に家族と一緒にいた時に意識を失い倒れて、横浜市内の病院に搬送。『20日ほど頑張った』(関係者)ものの、意識は戻らず、16日に力尽きたという。仕事の予定はしばらくいれていなかったともいい、仕事面での混乱はないという。
西城さんは03年、11年と2度、脳梗塞で倒れ、右半身に麻痺が残りながらも、リハビリを続けながら歌手活動を行っていた。テレビなどでは懸命なリハビリ生活を公表することもあり、ファンからは病魔を乗り越えて闘う姿に感動の声が届けられていた」



西城さんといえば、わたしが10代の頃の大スターでした。脳梗塞で倒れた後の奮闘ぶりにも感銘を受けていましたが、このたびの訃報はまことに残念です。
黒柳徹子さんが、歌手・西城秀樹について「ザ・ベストテンの出演者のなかで、ダントツに歌がうまかった」とコメントしていましたが、わたしもそう思います。特に好きだった西城さんの歌は「ブルースカイ・ブルー」でした。この歌、亡くなった最愛の人を偲ぶ歌なのですが、日本が生んだ最高のグリーフケア・ソングであると思います。



この歌の中には「悲しみはあまりにも大きい♪」という歌詞がありますが、この言葉は多くの西城秀樹ファンの現在の心境そのものでしょう。長身でスケールの大きな歌を歌い続けた西城さんの魂は、いま、透き通るように青く、どこまでも広がる大空を自由に駆けめぐっているのかもしれません。西城秀樹さんの御冥福を心よりお祈りいたします。合掌。


2018年5月17日 一条真也拝