リクナビ・トップインタビュー

一条真也です。
3月1日になりました。ついこの前、正月が来たと思ったのに・・・。まったく、季節の流れの速さには驚かされますね。この日、ブログ「リクナビ取材」で紹介したインタビュー記事がアップされました。


理想の経営トップを探せ!



記事は、この日に解禁された「リクナビ2019」の「リーディング企業トップインタビュー企画 理想の経営トップを探せ!」として、「人を幸せにしたいという想いこそ、力。」のタイトルで以下の5つのQ&Aで構成されています。わたしは、サンレー社長の佐久間庸和として各質問に真摯に答えました。



最初は、「会社の3〜5年後のビジョン、そこに向けての戦略をお聞かせください」ということで、「人間尊重の理念を貫き、新しい価値を提供します。」として、以下のように述べました。
「創業以来、『人間尊重』を理念に事業を展開し、一昨年に創業50年を迎えた当社。未来へのテーマを『少子高齢化社会における最高のソリューション企業』ととらえ、様々な新しい取り組みを進めています。婚礼事業においては、新しいコンセプトの『ヴィラルーチェ』を開館。太陽の邸宅を意味する施設名で、婚礼のみならず成人式や長寿祝いなど、数々の祝い事の場として提供します。一方、葬祭事業は現在70施設を持つ『紫雲閣』を福岡都市圏などに拡大し、2020年までに100施設を目指していますが、こちらも新業態の施設や、高齢者が人生を楽しむためのお茶会やサークル活動等を支援する、地域のコミュニティセンターへの転換を推進していきます」



次に、「戦略実現の上で課題と、そのために実現したいことをお聞かせください」ということで、「『後期高齢』を『光輝好齢』に変えるお手伝いを!」として、以下のように述べました。
「私たちが営む冠婚葬祭業は、少子高齢化という国難を解決できる数少ない業種だと考え、社会的使命感のもと、様々な挑戦を続けています。すでに700組を超える実績を持つ婚活事業(オークパイン・ダイヤモンドクラブ)をさらに充実させることはもちろん、各地の紫雲閣をコミュニティセンターへ転換する一環として、『子ども110番の家』『赤ちゃんの駅』に登録したり、常備薬やAEDの設置を進め、さらには映画、演劇、音楽コンサートなども上演できる地域の文化の殿堂化を目指します。こうした多角的なイノベーションによって、悲観的な響きの『後期高齢』を明るい超高齢社会を語れる『光輝好齢』に変えられる!そのお手伝いに力を注いでいきます」



続いて、「以上の戦略実現に必要な人材はどのような人材ですか」という質問に対して、「人を幸せにしたいという想いこそ、力。」として、以下のように答えました。
「私はいつも社員に『誇りを持てる仕事』『胸を張れる仕事』『志の高い仕事』をしてほしいと話しています。その根底にあるのは、『人を幸せにしたい』という想いです。冠婚葬祭事業は、お客様と心の深いところでつながっていることを実感できる仕事。一人ひとりが持ち味を発揮し、活き活きと活躍してほしいと思っています」



続いて、「貴社で得られる成長や、それをサポートする機会・環境などについてお聞かせ下さい」ということで、「企業は学びの場、使命感や意義、感動を実感できます。」として、以下のように述べました。
すべての人々にかけがえのない「結婚」「死」に関わる仕事・・・・。冠婚葬祭ほど大きな使命を与えられている仕事はないと私は思っています。私が機会あるごとに社員に語っているのは、結婚式や葬儀は人類にとって重要な営みだということ。そして、そのお手伝いは「人生と向きあう仕事」だということです。当社では、月1回の会議ではこうした心の話を講話として行う時間を持っています。また、葬祭ディレクターや心理カウンセラーなどの資格取得支援など、社員のスキルアップをサポートしています。そして何より、お客様の人生に感動と癒しをお届けする仕事で得られる使命感・社会的責務、そして感動は、当社ならではのものです。



最後に、「就職活動生へのメッセージ、エールをお願いします」ということで、「人や社会に役立つ仕事で、自分を高めてほしい。」として、以下のように述べました。
「時代と共に成長する業種や企業は変わっていきますが、長く残っていく仕事は、人や社会に役立ち、必要とされる仕事なのです。好奇心や向上心を持って、勉強する気持ちがあれば、この冠婚葬祭という仕事ほど世のため人のためになる仕事はないと確信しています。ぜひ当社で活躍し、成長してほしいと思っています」



2018年3月1日 一条真也