合同厄除け祝い

一条真也です。
2日の夜、ブログ「節分祭」で紹介した神事に続き、松柏園ホテルで「合同厄除け祝い」が開催されました。わが社の創業以来の恒例行事です。


「合同厄除け祝い」のようす

倉尾統括部長による「ご祝儀舞い」



今回の「合同厄除け祝」には、9名の厄除け者が参加しました。
「開会の辞」の後は、厄除け者入場、そして、厄除け者紹介が行われます。厄除け発起人代表挨拶は前年の厄除け者が務めますが、今年は営業推進部の武田課長が立派に務めました。それから、日本舞踊の名取であるサンレー営業推進部の倉尾とも子統括所長による「ご祝儀舞」がありました。


わたしが挨拶しました



続いてわたしが登壇して、サンレー社長として祝辞を述べました。わたしは、儀式文化は「人生儀礼」と「年中行事」の2つから成っていると述べ、厄除け祝いは人生儀礼であることを説明しました。そして、節分に代表される年中行事の重要性について話しました。民俗学者折口信夫は、年中行事を「生活の古典」と呼びました。彼は、『古事記』『万葉集』『源氏物語』などの「書物の古典」とともに、正月、節分、雛祭り、端午の節句、七夕、盆などの「生活の古典」が日本人の心にとって不可欠であると訴えました。


「生活の古典」を大切に!

大いに役に立って下さい!



文化が大きく変化する、あるいは衰退するのは、日本の場合は元号が変わった時であると言われています。実際、明治から大正、大正から昭和、昭和から平成へと変わったとき、多くの「生活の古典」としての年中行事や祭り、しきたり、慣習などが消えていったといいます。そして、平成も終わり、新しい元号へと変わります。来年の2019年4月30日、天皇陛下は退位されることになりました。平成は来年の4月末で終わります。翌5月1日に改元となります。どうか、平成が終わっても「生活の古典」を大切にしていきたいものです。そして、厄年の「厄」を落としたみなさんがぜひ、会社や社会の役に立ってほしいと述べました。


厄除け者に記念品を贈呈しました

大盃でカンパ〜イ!



挨拶の後で、わたしは厄除け者に記念品を贈呈しました。いつも記念品は男性がベルト、女性が傘で、男女ともに松柏園特製の恵方巻きも贈られます。今回は男性のみだったので、みなさんに超高級ベルトをお贈りしました。それから厄除け者による「大盃の儀」が行われ、次々と酒を飲み干す姿に会場が大いに沸きました。その後、サンレーの東常務による乾杯の音頭を合図として、今夜の祝宴が華やかにスタートしました。


合同厄除け祝いのようす

厄除け者紹介

紫雲閣事業部によるカラオケ

営業推進部によるカラオケ

これは千手観音?!

冠婚事業部によるカラオケ



わたしは、いろんな方々とお酒をついだりつがれたりしながら、大いに語り合いました。けっこう寒い夜でしたが、参加者の熱気で会場がヒートアップしました。その後はカラオケタイムで、紫雲閣事業部、営業推進部、冠婚事業部の順番で秀逸なパフォーマンス合戦が繰り広げられました。


みなさん、用意はいいですか〜?!

今日は祭りだ! 祭りだ!


最後は、わたしの番が来ました。わたしは北島三郎の「まつり」を歌いました♪ イントロの部分で、「年がら年じゅう、お祭り騒ぎ。初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます。今日は合同役除け祝いとあっちゃ、こりゃめでたいなあ〜。今日は祭りだ! 祭りだ!」と言ってから、歌い出しました。


男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪

みなさん、ご一緒に!



わたしが「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、大いに盛り上がりました。この歌は、ブログ「創立50周年記念祝賀会」で紹介した一昨年11月18日の祝宴でも歌いましたし、昨年の1月は各地の新年祝賀会でも歌ってきました。北九州では蛇踊り、大分では中津祇園、宮崎ではひょっとこ踊り、沖縄ではカチャ―シー、そして北陸では御陣乗太鼓で一連の祭りシリーズはクライマックスを迎えました。この夜はノー・コラボ、ノー演出、ノー衣装だったので、少し心細かったですが、がんばって歌いました。


会場が一体となりました

魂を込めて歌いました♪

これが合同厄除け祝い〜だ〜よ〜♪



最後の「これが日本の祭り〜だ〜よ〜♪」の歌詞を「これが合同厄除け祝い〜だ〜よ〜♪」に替えて歌い上げると、興奮が最高潮に達しました。最後は「厄除け者のみなさん、今日はおめでとうございました!」と叫ぶと、割れんばかりの盛大な拍手をいただきました。


来年の厄除け者が紹介されました



それから、厄除け者を代表して営業推進部第4営業ブロックの小澤ブロック長から謝辞がありました。続いて、来年の厄除け者の紹介があり、1人づつ紹介されるたびに大きな拍手が起こりました。


最後は「末広がりの五本締め」で

厄除け者退場のようす



最後は、サンレー名物「末広がりの五本締め」です。この「人間関係を良くする魔法」は、全国的にもすっかり有名になりました。今夜は、松田取締役がしっかりと締めてくれました。厄除け者のみなさん、誠におめでとうございます。これからの活躍に大いに期待していますよ!



2018年2月3日 一条真也