一条真也です。
めんそーれ! 沖縄に来ています。
7日の11時から、「うるま紫雲閣」の竣工清祓御祭が行われました。
場所は、沖縄県うるま市仲嶺712番地です。
完成した「うるま紫雲閣」の外観
竣工式の看板の前で
「禮鐘」の前で
「禮鐘」の案内板
サンレーグループとしては、沖縄県内で8番目、全国で71番目(いずれも完成分)の紫雲閣となります。ロビーにはたくさんのお祝いの胡蝶蘭が飾られていました。
たくさんの胡蝶蘭を頂きました
本日の神饌
本日の式次第
竣工式のようす
神事の進行は、サンレー沖縄総務課の横木課長が担当。神事はブログ「普天間宮」で紹介した神社の榊原雅樹権禰宜にお願いしました。 開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。
清祓之儀のようす
玉串奉奠する佐久間会長
わたしも玉串奉奠しました
それから、玉串奉奠です。最初に、株式会社サンレーの佐久間進会長、続いて社長のわたしが玉串を奉奠しました。それから、関係各位のみなさんが次々に玉串を奉奠しました。その後、撤饌、昇神之儀、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。
その後は、感謝状贈呈式です。
ちねん設計の知念様、株式会社琉輝の永山様に心からの感謝の念を込めて、金一封を添えて感謝状を贈らせていただきました。
それから、主催者挨拶です。わたしは次のように挨拶しました。
「このように立派なホールを建設できて、本当に嬉しく思います。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。ぜひ、新施設で最高の心のサービスを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています」
また、わたしは「うるま」について以下のように話しました。
「うるま市は、具志川市、石川市、勝連町、与那城町の2市2町が合併し、2005年4月1日に誕生した市です。『うるま』とは『うる(珊瑚や粗い砂)』『ま(島)』を方言で意味し、『珊瑚の島』という意味で沖縄の美称です。世界遺産である『勝連城跡』を代表に多くの史跡が存在し、また『闘牛』『エイサー』が盛んです」
続いて、わたしは以下のように述べました。
「うるま紫雲閣はうるま市南部にある『喜屋武城(きゃんじょう)跡』の麓にあります。『喜屋武城』は『喜屋武グスク』とも呼ばれ、別名、喜屋武マーブ、仲嶺マーブまたは、火打嶺(ひうちみね)ともいわれていますが、地元では「喜屋武マーブ」と呼んだ方がなじみ深いとか。標高が高くおよそ110mの台地に位置しています」
それから、わたしは喜屋武城について述べました。
「言い伝えによると、初代安慶名大川按司(あげなおおかわあじ)の四男喜屋武按司が築城し、その子孫三代の居城で、その後廃城になったといわれています。また、勝連グスクの阿麻和利(あまわり)を討伐した鬼大城賢雄(うにうふぐしくけんゆう)が幼少時代を過ごした城ともいわれています」
そして、わたしは「この土地は普天間基地に近いですが、わたしは紫雲閣とは基地と正反対の、いわば究極の平和施設であると考えています。なぜなら、ここはニライカナイという最も平和で安らかな世界へ旅立っていく場所だからです。この11月、霜月に、このような素晴らしい場所に新しい施設を作ることができて嬉しく思います」と述べ、最後に以下の道歌を詠みました。
霜月の珊瑚の島の空見れば
紫の雲うるまうるはし(庸軒)
その後、前原支配人より、この地の方々の人生の卒業式を心をこめてお世話させていただき、地域に愛される会館をめざしますという力強い決意を受け取りました。決意表明の後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。
前原支配人の決意表明を受けました
参加者全員で集合写真を撮影しました
集合写真を撮影した後は、直会です。
冒頭、佐久間会長が挨拶をしました。佐久間会長は「おかげさまで立派な施設が完成しました。ありがたいことです。一層のサービスの充実に努めていただきたいと思います」と述べました。
直会で挨拶する佐久間会長
榊原権禰宜の音頭で神酒戴杯
大変美味しかったです!
直会のようす
直会のようす
最後は「末広がりの五本締め」で・・・
そして、普天間宮の榊原権禰宜の発声で神酒拝戴の乾杯をしました。
一同は「マリエールオークパイン那覇」の美味しい料理を食べながら、大いに会話の花を咲かせましたが、最後はサンレー沖縄の黒木事業部長による中締めの挨拶がありました。黒木事業部長は、サンレー名物の「末広がりの五本締め」で直会を閉じました。「うるま紫雲閣」が多くの方々のお役に立ちますように・・・・・・。
今日の「琉球新報」朝刊を手に
「琉球新報」「沖縄タイムス」11月7日朝刊
なお、本日付の「琉球新報」と「沖縄タイムス」の朝刊に「うるま紫雲閣」の全面広告が掲載されていますが、そこには拙著『般若心経 自由訳』(現代書林)のプレゼントも告知されています。今日の竣工式では、同書の写真を撮影していただいた沖縄在住の写真家である安田淳夫氏の姿もありました。同書における「般若心経」の解釈は「死とは母親の胎内に帰ること」という考えを基本としていますが、これは沖縄の亀甲墓をイメージしました。その意味で、沖縄に新しく完成した「うるま紫雲閣」のオープン記念プレゼントが『般若心経 自由訳』なのは最適であり、わたしも嬉しいです。
『般若心経 自由訳』の写真家・安田淳夫氏と
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2017年11月7日 一条真也拝