自衛隊ジャーナリスト

一条真也です。東京に来ています。
25日の午後、ホテルニューオータニ東京のガーデン・ラウンジで「毎日新聞」の取材を受けました。取材をして下さったのは、毎日新聞社の編集局社会部編集委員の瀧野隆浩さんです。現在、「毎日新聞」朝刊に「身じまい練習帳」というコラムを連載されており、その取材を受けたのです。


瀧野隆浩さん



瀧野さんは、1960年長崎県佐世保市生まれ。毎日新聞社会部編集委員防衛大学校卒業後、毎日新聞社に入社、社会部記者として宮崎勤事件等を担当した後、「サンデー毎日」編集次長、本紙夕刊編集次長、前橋支局長などを経て現職となられています。
瀧野さんは、これまで碑文谷創さん、井上治代さん、小谷みどりさんらのお話を聴いてこられたそうで、「仏教界の予見者」こと鵜飼秀徳さんからは、「一条さんは本音で話してくれる方だから、ぜひ話を聴かれるといいですよ」と言われたとか。そういえば、鵜飼さんと初めてお会いしたのも、同じニューオータニのガーデンラウンジでした。



瀧野さんは『隣人の時代』や『葬式に迷う日本人』(ともに三五館)を持参され、冠婚葬祭互助会、隣人祭り、それから仏教界のことなどについて質問をされました。わたしが何かを話すたびに、瀧野さんは「いやあ面白いなあ!」と言われるので、こちらもノってきました。こういう聞き上手な方が相手だと、もう話が止まらなくなります。(苦笑)
多くのポストイットが貼られた2冊の本を手に取らせてもらい広げてみると、中にはマーカーで傍線がたくさん引かれ、書き込みの数も膨大でした。こういうふうに読み込まれている本を見るのは著者冥利に尽きますね。


自衛隊のリアル

自衛隊のリアル

瀧野さんからも、「こういう本を書きました」と著書をプレゼントされました。
自衛隊のリアル』(河出書房新社)という本です。そのテーマに驚くと、防衛大出身という異色の新聞人である瀧野さんは、これまでにも『自衛隊指揮官』(講談社)、『出動せず』『ドキュメント 自衛隊東日本大震災』(ともにポプラ社)、『沈黙の自衛隊』(ポプラ新書)などを書かれている、日本を代表する自衛隊ジャーナリストだったのです。
それを知ったわたしは、逆にいろいろと質問をさせていただきました。三島由紀夫自決事件やアパホテルへの中国政府の圧力、さらには南京事件の真相など、興味深いお話をたくさん伺うことができました。



瀧野さんは、2月6日付の「毎日新聞」朝刊に掲載される「身じまい練習帳」に今日の取材の内容を書かれるそうです。
同時にネットでも、わたしの写真付きで記事が公開されるとか。
瀧野さん、今日はお会いできて嬉しかったです。
ぜひ、北九州にも取材に来られて下さい。心より歓迎いたします!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2017年1月25日 一条真也