一条真也です。
１６日の午後、雨の姫路にやってきました。
駅で「大阪スポーツ」（大スポ）を買い、イチローが記録達成したことを知りました。マーリンズ・イチロー外野手は、現地時間１５日日（日本時間１６日）の敵地パドレス戦で２安打を放ち、日米通算４２５７安打（ＮＰＢ１２７８本、ＭＬＢ２９７９安打）をついに達成したのです。
「大阪スポーツ」６月１６日号
日米通算安打数でピート・ローズの持つメジャー歴代最多安打記録（４２５６本）を上回ったイチロー外野手ですが、日米合算の記録に対する見方は様々です。ローズ氏自身は、以前から「日本での記録は認めない」と主張しています。今回もイチローの記録更新が迫ると、米メディアで「日本プロ野球がメジャーと同レベルと自信を持って言える人はいない」とか「私の高校時代の記録も加算しようか」などと批判的な意見を展開しました。
この日の試合後の会見で、イチロー自身は「ここにゴールを設定したことがないので、実はそんなに大きなことという感じは全くしていない」と話しています。また、日米合算の記録については、「ピート・ローズが喜んでくれてれば全然違うんですよ。それは全然違います。でもそうじゃないっていうふうに聞いているので。だから僕も興味がないっていうか・・・」と話していました。切ない話です。それにしても、ローズは度量が小さいですな。
でも、偉業は偉業。わたしたち日本人は、イチローの記録達成を大いに喜ぶべきでしょう。特に、舛添東京都知事が辞任して嫌なムードにあった日本に明るいニュースを与えてくれました。わたしたちも、イチローが凄すぎて、その凄さに慣れるというか、麻痺している部分があるのではないでしょうか。イチローの前にイチローなく、イチローの後にイチローなし。あとは１日も早いメジャー３０００本安打の達成を願っています。
おめでとう、イチロー！ あなたは偉大だ！！
＊よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。
２０１６年６月１６日 一条真也拝
