日向孔子像

一条真也です。
宮崎に来ています。サンレー宮崎の新年祝賀行事に参加するためですが、昨年はブログ「延岡に着きました」で紹介したように、延岡にある日本一の弘法大師像を訪れました。今年は日向にある孔子像を訪れました。


これが日向孔子像だ!


ブログ「葬祭責任者会議」で紹介したように、昨年12月14日にサンレーグループの全国葬祭責任者会議が行われましたが、その懇親会の席で、サンレー宮崎の紫雲閣事業部の谷上守部長から「社長、日向に孔子銅像があるのを御存知ですか?」と言われたのです。それを聞いたわたしは、大の銅像マニアであり、しかも人類史上で最もリスペクトする孔子銅像ということから、すぐにでも行ってみたくなったのです。


左から見た日向孔子

右から見た日向孔子

凛とした顔をしています

台座に彫られた説明文



それで、8日の早朝、宿泊している延岡のホテルから車で日向に向かいました。向かった先は、日向市文化交流センターです。サンレー宮崎が盆用品の展示会を開催する場所なのですが、この施設の前庭に、日向市と中国・濰坊市との友好都市締結10周年を記念して、濰坊市から「孔子像」が贈られ、設置されています。1996年12月5日、濰坊市の政府交流団を招いて、テープカット式が行われました。そのときのようすが、「広報ひゅうが」1996年12月号に詳しく書かれています。


「広報ひゅうが」1996年12月号



友好都市締結10周年を記念して、日向市では1996年10月、過去最大規模の訪中団を結成し、濰坊市での記念式典に参加しました。また、濰坊市に共同で友好学校を建設するために、多くの市民から多額の寄付が寄せられました。その返礼という形で濰坊市から「孔子像」贈られたのです。青銅製で高さは2.8メートル、台座を含めると4.2メートルにもなり、6.5トンの重さがあります。ブログ「湯島聖堂」で紹介した史跡湯島聖堂孔子像(1975年に中華民国台北ライオンズクラブから寄贈されたもの)は高さ4.75メートル総重量1.5トンで、世界最大の大きさです。
しかし、日向の孔子像は重さではその4倍以上ということになります。まさに、世界最重量の孔子像です。


日向孔子像と

小倉から来た男三匹

延岡の男三匹とともに



なお、日向市文化交流センター前には、「孔子像」と並んで、「獅子像」も設置されています。山東省特産の漢白玉石製の雌雄一対で、高さ2.3メートル重さ3.5トンです。松柏園ホテルの玄関前にあるライオン像を連想してしまいました。かつて、わたしが上海のオークションで落札したものです。


獅子像

松柏園ホテルのライオン像



さて、日向には、ブログ「大御神社」で紹介した神社、ブログ「日向仏舎利塔」で紹介したパゴダもあります。この孔子像を加えて、神仏儒のシンボルが揃うことになり、大御神社の裏には謎の一族も古代から住んでいるとされ、今さらながらにミステリースポット、パワースポットとしての日向の存在感が際立ちます。孔子像を拝んだ後、わたしたちは延岡に引き返し、サンレー宮崎の新年祝賀式典を行いました。


この後、サンレー宮崎の新年祝賀式典を行いました



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年1月8日 一条真也