一条真也です。
「中外日報」といえば、京都に本社を置く日本最大の宗教新聞です。
特に、仏教界の方々はほとんど購読されているのではないでしょうか。
同紙の1面に『永遠葬』(現代書林)の書籍広告が掲載されました。
「中外日報」9月16日号
「葬式仏教こそ世界最高のグリーフケア文化である!」「『0葬』(島田裕巳・著)に対抗する葬儀論の決定版!」というコピーが踊っています。
日本人の葬儀のほとんどは仏式葬儀です。これが一種の制度疲労を起こしています。よく「葬式仏教」とか「先祖供養仏教」とか言われますが、これまでずっと日本仏教は日本人、それも一般庶民の宗教的欲求を満たしてきたことを忘れてはなりません。その宗教的欲求とは、自身の「死後の安心」であり、先祖をはじめとした「死者の供養」に尽きるでしょう。
「葬式仏教」は、一種のグリーフケアにおける文化装置だったのです。
このたびの書籍広告では、わたしの言いたいことをうまくコピーで表現していただいて、満足でした。現代書林さん、ありがとうございます!
1人でも多くの僧侶に『永遠葬』を読んでいただきたいです。
- 作者: 一条真也
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2015/07/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。
2015年9月27日 一条真也拝