「SOGI」最新号

一条真也です。
東京から北九州に戻ってきました。サンレー本社の社長室に顔を出すと、「SOGI」最新号(通巻143号)が届いていました。
「SOGI」は、言わずと知れた葬儀業界のオピニオン・マガジンです。


「SOGI」最新号が届きました



雑誌には碑文谷創編集長の直筆入りのお手紙が挟まれており、わが社に関連する記事および拙著の紹介記事が掲載されていると書かれていました。碑文谷編集長の了解を得ましたので、記事の内容を当ブログで紹介させていただきます。まずは、14〜15ページに「参列した教え子への手話通訳も入って」「南出祐子告別式」という記事で、今年4月14日に宗像紫雲閣で行われた碑文谷編集長のお姉さまの告別式が紹介されていました。


「SOGI」通巻143号より



故人は、東北大学教育学部で特殊教育を専攻され、高校教諭を経て耳の不自由な言語障がい児の指導に従事された方です。告別式の会場には教え子の方々も来られ、手話通訳がつきました。予め「通夜、火葬は親族のみ、お出でいただく時は告別式に」との案内が出されており、告別式には地域の人をはじめ多くの方々が集まりました。碑文谷編集長は記事の最後に「その結果、告別式は、家族もよく知らない、姉のつくり出した多彩な人間関係を知らせてくれたものとなった」と書かれています。


「SOGI」通巻143号より



また73ページには、「BOOK」のコーナーで、拙著『決定版 終活入門』(実業之日本社)が以下のように紹介されていました。
「ご存知のとおり、いまや『終活ブーム』真っ盛りである。
著者は島田裕己『葬式は、要らない』が発行されるや、すぐに『葬式は必要!』を出版。島田氏と公開討論も行ったり、島田氏が会長を務める葬送の自由をすすめる会の機関誌にも寄稿し、島田氏の『0葬』に反論する等、めざましい活躍ぶり。
著者の持論は、けっして、『死は不幸』ではない、というもの。死を不幸だとすると人間は最後に必ず不幸になることになる。そんなばかげたことはないだろう。『死別はたしかに辛く悲しい体験ですが、その別れは永遠のものではない』、再会を約して『時間差で旅行に出かけるようなもの』と言う。
著者は『終活』を『終末活動』の略ととらえ、『自分が死ぬまでのこと』だけでなく、『自分が死んだ後のこと』までを準備すること、と定義。
また、長くなった老の時間を、『死』まで考え、残りの人生をいかに生きるかを考えるのが『終活』・・・と定義する。これから先が著者の真骨頂で、「終活」は『修活』であるべきと続く」

決定版 終活入門

決定版 終活入門

「SOGI」誌で拙著が取り上げられるのは、『葬式は必要!』(双葉新書)、『思い出ノート』(現代書林)以来です。葬儀業界を代表する論客である碑文谷編集長に拙著を取り上げていただいて光栄です。
また、碑文谷編集長のお身内のお葬儀のお世話をさせていただいたことは、宗像紫雲閣のスタッフをはじめ、社員一同大きな誇りとなりました。
碑文谷編集長、どうも、ありがとうございました。
そして、これからも、どうぞよろしく御指導下さい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年11月22日 一条真也