松たか子の歌声

一条真也です。
ブログ「小さいおうち」にも書いたように、わたしは、松たか子のファンです。その松たか子が今、ものすごいことになっています。というのも、彼女は14日から公開されているディズニー映画「アナと雪の女王」で主人公・エルサ役の声優を担当しました。そこで歌も披露していますが、その彼女の歌唱力を世界中のネットユーザーたちが称賛しているのです。


YouTubeには、「アナと雪の女王」でエルサ役を担当した世界25カ国の女優が主題歌「Let It Go」を歌いつなぐ動画が公開されています。松たか子は、日本語のパートを担当しました。その彼女の歌声に対し、「あの日本語のしびれるような美しさは何なんだ!」、「日本語の響きがメチャクチャかわいい」などと、動画を見た世界中のユーザーから称賛のコメントが続出しているそうです。



劇中のエルサの歌唱シーンをつなぎ合わせた動画は、すでに1400万人以上が視聴しているそうです。25人の歌手の中には、イタリアの女優で歌手・セレナ・アウティエリ、ロシアのジャズ歌手・アンナ・バタリナといったビッグネームもいます。そんな大物たちに混じって、松たか子は全3分56秒の曲のうち6秒間を歌っています。歌詞は「ありのままの姿見せるのよ」です。


それで、松たか子が一人で歌っている「アナと雪の女王」のミュージック・ビデオを観ましたが、本当に最高に素晴らしく、感動しました。もう歌が上手いなどというレベルを超えて、魂で歌っている感じです。ですから、聴く人間の魂を揺さぶるような奇跡の歌声となっているのです。おそらく、父である松本幸四郎から発声法の基本を徹底的に叩き込まれているのでしょう。まさに腹から出ている松たか子の歌声には透明感があります。



それまで、わたしは松たか子が出演する映画は必ず観ていました。なにしろ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞や読売演劇大賞・最優秀女優賞も受賞している彼女は、「現代日本を代表する女優」の1人ですから・・・・・・。
しかしながら、歌手としての松たか子のことはよく知りませんでした。
正直、歌のほうはノーチェックだったのです。そこで、この「アナと雪の女王」の衝撃をきっかけとして、彼女を歌をいろいろと聴いてみました。
すると、どれもこれも素晴らしいじゃあ〜りませんか!(by チャーリー浜)




おそらく演技にしろ、歌にしろ、彼女は「表現すること」の天才なのでしょう。
彼女の歌は名曲揃いですが、特にデビュー曲「明日、春が来たら」(1997年)、「サクラ、フワリ」(1998年)、「桜の雨、いつか」(2000年)が気に入りました。どれも、これからの春の季節にピッタリです。
アナと雪の女王」では、冬の歌を歌った彼女ですが、その正体は「春を呼ぶ女神」なのかもしれませんね。ああ、一度でいいから、松たか子と一緒にカラオケに行きたい!(微苦笑)



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年3月16日 一条真也