2・26の富士山

一条真也です。
26日の朝、北九州空港からスターフライヤーで東京へ。2月26日の東京といえば、78年前の「二・二六事件」が思い起こされます。


機内の窓から富士山が見えました



二・二六事件」とは、1936年(昭和11年)2月26日から29日にかけて、「昭和維新断行・尊皇討奸」の旗を掲げた青年将校らが1483名の兵を率いて起こしたクーデター未遂事件です。内大臣・斎藤實や高橋是清が殺害されました。そんな東京に向かう機内の窓から富士山が見えました。
富士山に向かって、事件の犠牲者の冥福を祈りました。


ことのほか雄大で神秘的でした



ブログ「富士山」に書いたように、わたしは富士山が大好物なので、すっかり嬉しくなってしまいました。上空から見下ろす富士山はことのほか雄大で神秘的な印象を受けます。2月23日が「富士山の日」だったのですが、わたしは3日遅れで日本一の山を堪能しました。いやあ、気分爽快!



眼下の富士山を見ていると、ふと、『慈経 自由訳』(三五館)に掲載されている世界的写真家リサ・ヴォートさんの作品が思い浮かびました。


慈経 自由訳』より



それは、以下のような言葉とともに掲載されている写真です。
「慈しみの心に勝るものなし
それは空よりも高く 海よりも深く
果てしなくつづく大地よりも広い
この世はあなたの心を映すであろう」
わたしは、富士山を見つめながら、心の中でつぶやきました。
「すべての 生きとし生けるものが 幸せであれ 平穏であれ 安らかであれ」




佐藤修さんのブログ記事「メッタ・スッタ



慈経 自由訳』といえば、「サロンの達人」こと佐藤修さんから、「実にシンプルですが、実に考えさせられますね」という感想メールが届きました。佐藤さんは、ご自身のブログの「節子への挽歌2368:メッタ・スッタ」という記事でも同書を紹介して下さっています。そして、素直な自分のお気持ちを綴っておられます。


慈経 自由訳

慈経 自由訳

ブログ「慈しみメール」に書いたように、昨夜は鎌田東二先生、矢作直樹先生のお二人から同書の感想メールを頂戴しました。今日もまた、新たな「慈しみメール」と心あるブログが届き、本当に感謝の思いでいっぱいです。
わたしは、これから神谷町にある互助会保証株式会社の監査役会および取締役会に出席します。体調が今ひとつですが、頑張ります!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年2月26日 一条真也