マハウィザラ・パゴダ

一条真也です。
ミャンマー2日目の最後に訪れたのは、マハウィザラ・パゴダでした。
これは、ブログ「シュエダゴン・パゴダ」で紹介したパゴダの弟分に当るそうです。弟パゴダは、お兄さんと同じようにライトアップされていました。


ライトアップされたマハウィザラ・パゴダ

非常に幻想的です



一歩中に入って、「おおっ!」と叫んでしまいました。
パゴダの中はブルーの世界で、なんというかシャガールの絵みたいなのです。
天井には象をはじめとしたファンタスティックな絵が描かれています。


パゴダ内部のようす

ファンタスティックな天井画



ここで本を読んでいる青年がいましたが、何の本を読んでいたのでしょうか。仏教の経典というよりも、ファンタジー作品のような気がしました。
そう、ここはまさにファンタジーの世界です。わたしは、少年時代に愛読した星新一の『だれも知らない国で』(新潮少年文庫)というファンタジーを連想しました。この本は、後に『ブランコの向こうで』と改題されて新潮文庫に入りました。


本を読んでいる青年がいました

まさにファンタジーの世界です

仏教画もたくさん飾られています



ブルーの色彩からは、わたしはトルコのイスタンブールにある「ブルー・モスク」を思い出しました。ここは「ブルー・パゴダ」と呼べるでしょう。
パゴダ内にはブッダの伝説を描いた仏教画もたくさん飾られていました。
それにしても、こんなにも美しくて幻想的なパゴダを夜間に開放していることにより、どれほど空想の翼が広がることでしょう。
ミャンマーとは、なんと心ゆたかな国なのでしょうか!


夜のマハウィザラ・パゴダにて



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年4月12日 一条真也