本が届く幸せ

一条真也です。

今朝、サンレー本社に出社すると、大量の本や手紙が届いていました。
中でも嬉しかったのは、著者からの贈呈本が2冊あったことです。
1冊は、「勇気の人」こと矢作直樹さんの『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』(ダイヤモンド社)、もう1冊は小谷みどりさんの『今から知っておきたい お葬式とお墓45のこと』(家の光協会)です。


本日届いた2冊の贈呈本



矢作さんは、東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授にして、さらに東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長です。
週刊現代』の最新号でも大きく取り上げられている方ですね。
ブログ『人は死なない』で紹介したベストセラーを上梓された後、次々と新著を出されています。もうすぐ、矢作さんとわたしの「死」と「グリーフケア」をテーマにした対談本もPHP研究所から刊行されます。


矢作直樹さんとの対談のようす



小谷さんは、第一生命経済研究所主席研究員です。
死生学や葬送問題の第一人者で、わたしもメンバーである「東アジア冠婚葬祭業国際交流研究会」の副座長を務められています。研究会のミッションで、韓国や台湾などの葬儀関連施設を一緒に回りました。小谷さんのお話も色々お聞きして、非常に勉強になりました。


ソウルにて小谷みどりさんと



お二人の著書を並べてみると、「臨終の作法」から「葬儀の作法」へと、見事な作法のリレーが実現していますね。このような素晴らしい本を書かれ、かつ、送って下さる方々に心から感謝いたします。本当に、ありがとうございます。


アマゾンで注文した3冊



また、贈呈本の他にも、アマゾンで注文していた本が大量に届いていました。
特に、『ソクラテスはネットの「無料」に抗議する』ルディー和子著(日経プレミアシリーズ)、『考える生き方』finalvent著(ダイヤモンド社)、『本を読んだら、自分を読め』小飼弾著(朝日新聞出版)の3冊は読むのが楽しみです。
ちなみに、ルディー和子氏は気鋭のマーケティング評論家、finalvent氏と小飼弾氏は書評ブログでアルファブロガーになられている方です。


孔子は21世紀の「無縁社会」に抗議する』のイメージ(by不識庵) 



ソクラテスはネットの「無料」に抗議する』は、アマゾンのベスト100レビュアーである「不識庵」さん(ベスト50レビュアー目前!)のレビューで知った本です。自身のブログでも同書を紹介されています
拙著『世界をつくった八大聖人』(PHP新書)の書評ブログの中で紹介されているのですが、わたしに『孔子は21世紀の「無縁社会」に抗議する』という本を書いてほしいと述べられています。なんと、本のイメージ装丁までUPされており、ビックリしました。しかも、版元の名前は十五館! 



いやはや、不識庵さんのセンスには、ただただ脱帽です。
ちなみに、ソクラテス孔子も「八大聖人」の1人ですね。
ということで、春の訪れも近く暖かな今日、わたしは知人からの贈呈本が届く幸せ、そして注文した本が届く幸せを噛みしめております。
この世で、読みたい本が手元に届くほど幸せなことが他にあるでしょうか!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年3月7日 一条真也