UWF の検索結果:

『龍魂継承』

…す。「天龍革命」や「UWF」に対するお互いの感想も興味深いですが、何よりも印象に強く残ったのは、ラッシャー木村についてのくだりでした。 【前田】昔のレスラーは、すごい人いっぱいいましたよね。 ラッシャー(木村)さんだって、のちのちマイクを持っておもろいことを言う柔和な人みたいな思われ方してましたけど、あの人、金網デスマッチやってる頃(国際プロレス時代)に、後輩の陸奥嵐(大相撲元関脇)さんをホントボコボコにしたらしいですからね。 【天龍】同じ宮城野部屋のね。 【前田】生意気な口…

『心との戦い方』

…たこと、道場破り来たUWFインターナショナルの安生洋二を返り討ちにしたことなどが赤裸々に述べられています。 そして、著者の対戦相手といえば、忘れられないのが二度にわたって東京ドームで戦った高田延彦です。著者は、以下のように述べています。 「リアル・ファイトは、ショーとはまったくの別物だ。何が起きるかわからないから、試合前に受けるプレッシャーがまるで違う。試合中も何が起きるかわからないから、とっさに起きたことへの対応力が必要だ。しかし、長年プロレスをやってきた男に、このような能…

『「黄金のバンタム」を破った男』

…設者の佐山聡、「新生UWF」で社会現象を起こした前田日明についてのノンフィクションもぜひ読んでみたいです。いやあ、誰か書いてくれないかな? 最後になりますが、フジテレビが本書をドラマ化し、『「黄金のバンタム」を破った男〜ファイティング原田物語』のタイトルで2月22日に放映することになりました。2020年東京決定記念 大型シリーズ企画「1964−2020 時代の目撃者」第2弾”として、市原隼人主演でのスペシャルドラマです。これは楽しみ! *よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の…

『元・新日本プロレス』

…間たちが、新日本からUWFへと動いた。そのUWFから別れた枝葉が、世界の格闘技界に飛び火した」 UWFから別れた枝葉とは、前田日明率いるリングスであり、また高田延彦率いるUWFインターナショナルであり、さらに船木誠勝率いるパンクラスでした。 「PRIDE」も「UFC」もこのムーブメントの中から生れてきました。 著者は、さらに次のように述べています。 「総合格闘技のルーツは明らかに新日本プロレスにある。新日本が存在しなければ、アントニオ猪木がいなければ、おそらく格闘技というジャ…

『新日本プロレス12人の怪人』

…らの維新軍、前田らのUWF組が離脱し、なぜアンドレに覆面を被らせる必要があったのか、理解に苦しむ。アフロヘアを振り乱し素顔で暴れてこその大巨人なのに、新日本はアンドレの価値をわかっていない、これほど失望感を抱いたことはなかった。世界一の売れっ子である。『なんで、俺がマスクを被らなければならないのか?』と、アンドレはプロレスラーとしてのプライドをいたく傷つけられたに相違ない。そこで発生するのが86年4月29日、津大会での前田日明とのトラブル(試合放棄事件)だった」 当時のアンド…

『名勝負数え唄』

…氏が前田日明率いる新UWFやPRIDEなどの総合格闘技について語った部分は最も興味を惹かれました。まず、一世を風靡した新UWFについては以下のように語っています。 「あのスタイルは意外と長く続いたと思うな、俺は。ハッキリ言って、しんどいよ、あのスタイルは。プロレスの醍醐味っていうのに欠けるんだ。だから、長続きさせたアキラは大したもんだと今でも思ってるよ」 また、これまた一世を風靡し、プロレス衰退の一因ともなった総合格闘技については、次のように語っています。 「言っておくが、総…