「君の忘れ方」のラッシュを観る

一条真也です。東京に来ています。
11日、当初予定されていたグリーフケア委員会の会議が諸般の事情で延期になりました。それで午前中に出版の打ち合わせをした後、午後からはヒューマントラストシネマ有楽町で映画ザ・ビートルズの軌跡 リバプールから世界へ」「SCRAPPER/スクラッパー」の2本を続けて鑑賞。その後、わたしは、埼玉県さいたま市へ。

ステラ・デル・アンジェロの前で

 

わたしが向かったのは、さいたま市中央区上落合にある結婚式場「ステラ・デル・アンジェロ」です。冠婚葬祭葬祭互助会業界の同志であるセレモニーの志賀司社長が経営される施設です。この日は、ここでPHP文庫化が決定している拙著愛する人を亡くした人へ(現代書林)を原案とする映画君の忘れ方のラッシュ(試写)を志賀社長と一緒に観るのです。志賀社長は、同作のゼネラルプロデユーサーであります。


セレモニーの志賀社長と

映画ナタリーより

 

わたしたちは、ステラ・デル・アンジェロのVIPルームで、「君の忘れ方」のラッシュを観ました。主演の坂東龍汰さん、西野七瀬さんの他にも日本映画界を代表する素晴らしい俳優さんがたくさん出演されており、驚きました。まだ豪華キャストを発表できないのが辛いですが、みなさん、感動的な演技でした。プロの役者さんの仕事ぶりに感心するとともに、わたしは「自分が書いた本が、こんなふうに映画になるのか」と不思議な気分で観ました。

原案は拙著『愛する人を亡くした人へ


原案者のわたしも出演しています

 

ブログ「映画『君の忘れ方』出演」で紹介したように、昨年9月10日、わたしは同作の埼玉ロケに参加しました。撮影会場入りしたとき、助監督から「フューネラル・ディレクターの佐藤役で、この映画の原案者でもある一条真也先生入ります!」との紹介があり、俳優やエキストラ、スタッフのみなさんが盛大な拍手をしてくれました。わたしがある人物の遺影を祭壇に飾って、そのままタイトルインするという役でした。所作の美しさや気品が求められるということで緊張しましたが、なんとかやりきりました。


わたしの出演シーンを指さして・・・


ラッシュに見入る志賀社長

 

わたしが演じたのは冒頭のけっこう重要な役なのですが、実際に映画を観てみると、じつにちっぽけな存在に思えました。しかし、志賀社長は「あの存在感は、冠婚葬祭の第一人者でなければ出せませんよ。所作も素晴らしいです!」と言ってくれました。なんだか狐につまれたような気分でしたが、志賀社長からは「男神」という新作映画への出演オファーも頂戴しました。

「兜蟹ソーメンのキャビア乗せ」が絶品でした!

「鯛茶漬け石釜仕立て」も絶品でした!

 

映画のラッシュを観ながら、ステラ・デル・アンジェロの特製コース料理もいただきました。いずれの料理も美味しかったですが、特に「兜蟹ソーメンのキャビア乗せ」「鯛茶漬け石釜仕立て」が絶品でした。志賀社長は、映画ビジネスの他にも、サッカー、カーレース、美術など幅広い方面で活躍される多彩な方ですが、「本業もしっかりと努めて、素晴らしいなあ!」と思いました。


ラッシュ&ディナーの後、外に出ました

ラッシュ&ディナーを終えて外に出ると、空がマジックアワーになっていました。魔法のような色をした空を見ていると、世界中の人々が幸せになるような気分になってきました。そして、「そのポイントはグリーフケアの普及にあり」と思いました。世界初と言ってもいいグリーフケアの劇映画である「君の忘れ方」は来年1月に全国公開されます。どうぞ、お楽しみに!


マジックアワーに包まれて・・・・・・

 

2024年7月11日  一条真也