小倉から延岡へ 

一条真也です。
20日、ブログ「最高の人生の卒業式」で紹介したように、第一交通産業の創業者である黒土始様の葬儀に参列いたしました。その後、わたしは喪服からスリーピースのスーツに着替えて、JR小倉駅に向かいました。そこから、15時42分のソニック33号に乗って、まずは大分へ。


JR小倉駅のホームで


ソニック33号の車内で

 

わたしは、宮崎に出張するのです。翌21日に延岡で開かれるサンレー宮崎の総合朝礼および宮崎事業部会議に出席するためで、サンレー北九州の山下取締役も一緒でした。その後、サンレーグループの佐久間進会長の代行で現地で行われる祝賀会に参列します。21日は新潟県月岡温泉で開かれる互助会業界の会合に参加したかったですが、仕方ありません。断腸の思いで欠席届けを出しました。


車内では翌日の挨拶原稿をチェック


途中、JR中津駅を通過

ソニック33号の車内では、翌日の宮崎総合朝礼の社長訓示の内容をチェックしました。宮崎の社員のみなさんの前で話すのは久々なので、気合が入っています。途中、JR中津駅を通過したとき、わが社の結婚式場である「ヴィラルーチェ中津」が見えました。大分事業部にも本当は寄りたかったのですが、今回は時間がなく断念でした。


JR大分駅で乗り換え


大分駅のホームは変なオブジェを展示

 

JR大分駅には17時01分に到着。大分駅のホームには待合室を改造したアートギャラリーがあり、この日も変なオブジェが飾られていました。ここに来るたびにいつも思うことですが、駅の待合室というのは列車を待つ乗客たちが体を休め、暑さや寒さを凌ぐためにあるのであり、奇妙なオブジェを飾るためにあるのではありません。大分駅は即刻、待合室を本来の姿に復元せよ!(怒)


にちりん13号の車内で


車内では読書しました

 

17時01分発にちりん13号に乗り換えて、延岡へ向かいました。車内では、読書をしました。この日読んだのは、『死者と霊性の哲学』末木文美士著(朝日新書)という本です。「ポスト近代を生き抜く仏教徒神智学の智慧」というサブタイトルがついています。著者は宗教学者で、東京大学名誉教授です。「近代の終焉」後、長く混迷の時代が続いています。従来の思想史や哲学史では見逃されてきた「死者」と「霊性」という問題こそ、日本の思想で重要な役割を果たしているというのが同書の主張です。19世紀以来展開された神智学の系譜にさかのぼり、仏教学の第一人者が「希望の原理」を探る内容です。わたしは神智学に関心が高いので、非常に興味深かったです。

JR延岡駅に到着しました


駅に迎えに来てくれた二人と

 

JR延岡駅には、19時09分に到着しました。 サンレー宮崎の尾崎事業部長や谷上取締役が迎えに来てくれていました。わたしたちはそのままホテルに向かってチェックインし、「国技館」という名の料理店で会食しました。地元の焼酎などを飲みながら、翌日の打ち合わせをしました。

 

2023年4月20日 一条真也