在インド日本国大使館

一条真也です。
インド視察の最終日となる17日、パトナから飛行機でデリーに飛びました。
デリー市内のホテルレストランで昼食を済ませた後、わたしたちは在インド日本国大使館を表敬訪問しました。


大使室で平松大使を囲んで



平松特命全権大使が、われわれ一行を大使室に迎え入れて下さいました。平松大使は見るからに温厚そうな紳士で、紫のシャツに紫のネクタイというダンディな大使でした。わたしは「この世には、これほど上品な方がいるのか!」と思いました。互助会保証の藤島社長の顔を見て、「御無沙汰しております。その節は大変お世話になりました」と嬉しそうに言われました。かつて、経済産業省出身の藤島社長がスペイン大使館に勤務していたとき、外務省の若手官僚であった平松大使が研修で来られたそうです。


在インド日本国大使館の看板

ビジター・パス



この後、藤島社長は「インドに来て、わたしどもに嬉しいことがありました。それは安倍首相の当地での人気が非常に高いことです。ちなみに、今日は安倍首相のソックリさんをお連れいたしました」と述べ、わたしを紹介されたのです。平松大使は「はあはあ、なるほど」と言いながら、わたしの顔を凝視されました。このような上品な大使からじっと顔を見つめられて、小倉生まれの玄海育ちで、波も荒けりゃ気も荒いわたしはもう恐縮してしまい、穴があったら入りたい心境でした。


在インド日本国大使館に翻る日の丸



その平松大使も藤島社長のユーモアに対して、「まだ赴任して2カ月ですので、タイシたことはお話できませんが・・・・・・」とダジャレで返してきました。エリート同士のユーモアの応酬にわたしはすっかり感心してしまいました。それから、平松大使はインドの地図を指さしながら、インドにおける政治および経済の最新情勢をお話して下さいました。


在インド日本国大使館の前で



わたしは、これまで韓国、台湾、ベルギー、ベトナムミャンマーの日本国大使館を訪れたことがあります。なぜ、わたしのような民間人がいつも大使館を表敬訪問できるのかというと、互助会保証の藤島社長が元パナマ大使を務めておられたからです。


在インド日本国大使館の前で集合写真



現地の大使館で貴重なお話を伺うことは最高の情報収集であり、本当に勉強になります。藤島社長には感謝の気持ちでいっぱいですが、いつかパナマに行ってみたいです。パナマでは、パナマ運河を視察して、パナマ帽を買いたいですね。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年2月18日 一条真也