皆既月食

一条真也です。
ブログ「月への送魂」で紹介したように、7日の夜、それはそれは見事な満月が上りました。そして8日の夜は、全国的に皆既月食が発生しました。
わたしの大切な、こよなく愛する満月が翳る!


皆既月食とは、満月が地球の影に入り、暗くなる現象です。
8日午後7時25分頃から、日本全国で起きました。
全国で皆既月食が起きるのは2011年12月10日以来だそうです。


次第に欠けていく月(松柏園ホテル3階ベランダから)

欠けていく月をバックに(松柏園ホテル3階ベランダから)

「新北九州を考える会」のみなさんと(松柏園ホテル3階ベランダから)



ブログ「九国大で孔子を語る」で紹介した九州国際大学での初の講義を終えて、わたしが「新北九州を考える会」が開かれている松柏園ホテルを訪れると、山下格総支配人が「社長、見事な皆既月食ですよ!」と言って、3階のベランダに案内してくれました。そこから皆既月食の様子がよく見えました。わたしが夜空に見入っていると、ちょうど懇親会場へと向かう「新北九州を考える会」のみなさんが来られました。そこで、みなさんと一緒に皆既月食をバックに記念撮影しました。



世界中の古代人たちは、人間が自然の一部であり、かつ宇宙の一部であるという感覚とともに生きていました。そして、死後への幸福なロマンを持っていました。その象徴が月です。彼らは、月を死後の魂のおもむくところと考えました。月は、魂の再生の中継点と考えられてきたのです。
多くの民族の神話と儀礼において、月は死、もしくは魂の再生と関わっています。規則的に満ち欠けを繰り返す月が、死と再生のシンボルとされたことはきわめて自然だと言えるでしょう。


さて、皆既月食でなくとも満月は変化します。YouTubeに満月を定点観測した動画が紹介されています。2010年の1月30日に定点撮影したそうですが、月の動きの速さには改めて驚かされます。わずか4分間で、満月はフェードアウトしていきました。いつも慌しい毎日を送っている人も、4分間だけ満月の映像を観てリラックスされてはいかがでしょうか?それにしても満月とは、なんて神秘的で魅惑的なのでしょうか!
ブログ「MOON MUSIC♪」ブログ「MOON SONGS♪」も、よろしければお楽しみ下さい。きっと、疲れた心が癒されることと思います。なお、動画を拡大再生し、照明を少し落として観られることをおススメします。


見事な満月が上っていました(松柏園ホテル3階ベランダから)

今夜の満月をバックに(松柏園ホテル3階ベランダから)



「新北九州を考える会」の懇親会を終えて、午後10時前に再び松柏園の3階ベランダを訪れたところ、すでに皆既月食は終わって、見事な満月が夜空に上っていました。明日は、名古屋に出張です。明後日は朝から三河安城で同業の大先輩の「お別れ会」が開催されます。ずっと出張続きでけっこうハードな毎日ですが、疲れたら月を見上げることにしています。だって、月は北九州だって名古屋だって松山だって東京だって見れますから・・・・・・。
そうだ、満月といえば、「ムーンサルトレター」を書かなければ!


わが愛用のムーンフェイス・ウオッチも満月を示しています



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年10月9日 一条真也