正月

一条真也です。
新しい年、平成26年(2014年)が訪れました。
ブログ「年賀状について」に書いたように、喪中により年賀は控えますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさま、元旦をいかがお過ごしでしょうか? 
ブログ「初詣」に書いたように、わたしは早朝から北九州市は門司の青浜にある皇産霊神社に初詣に出かけ、そこから初日の出を拝みました。


わが家の床の間の正月飾り


喪中なので、今年は門や玄関などの外には飾りをしませんでした。
でも、家の中は構わないので、いつものように正月の飾りをしました。
鏡餅はもちろん、羽子板や干支にあたる馬の置物も飾りました。


玄関脇の羽子板

天使像と並んだ羽子板と馬



もともと正月というのは、年神を迎える年中行事です。
古い信仰の形では、年神は祖霊神としての性格が強かったといわれています。
ですから、お盆とは対の関係にあったといえます。
詳しくは、拙著『ご先祖さまとのつきあい方』(双葉新書)をお読み下さい。


ご先祖さまとのつきあい方 (双葉新書(9))

ご先祖さまとのつきあい方 (双葉新書(9))

かつての日本では盆と正月にはふるさとに帰省して、家族で過ごすということが当たり前に行われてきました。特にお盆休みが娯楽性を高める今では、正月だけが家族の絆を深める習慣といってもいいでしょう。
晦日から新年を家族で迎え、年に一度、親戚が集まって会食をする。そして孫たちが祖父母からお年玉をもらうという光景が当たり前でした。
今では孫たちのお年玉は振り込んでほしい、という親もいるというのですから、お年玉が単にお金をやりとりになってしまったのは、本当に残念です。
それでは、みなさん、今年もよろしくお願いいたします。


松柏園ホテルの正月飾りの前で

今年も、よろしくお願いします!(松柏園ホテルにて)



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年1月1日 一条真也